私が 幼い頃 私の父は 良く海に 釣りに連れて行ってくれました。

行き先は 神奈川県の 野比海岸という所です。

そこは 砂浜が続く とても気持ちのいい所で

大きなアイナメや カレイなどが良く釣れました。

 

砂浜は広く 道路から 100メートル近くあった事を記憶しています。

 

しかし 今 そこに行くと 台風が近づいた時などは

道路のすぐ横の崖のところで 波がうねりをあげているのです。

     

 

          2007年の 野比海岸。 広い浜辺が続いています。

    つい最近 テレビで放映された野比海岸 同じ場所。 砂浜が なくなっています

    岩がむき出しになり 海が道路のすぐそばまで迫っています。

失われた砂浜。 これは 鎌倉などの住民の間でも

波打ち際が近くなったことが 噂になっているそうです。

 

千葉県の九十九里浜でも 広い砂浜が消えてしまったそうです。

 

地球温暖化による海面上昇 私たちの生活の すぐそばまで来ています

しかし この事は 今日本のテレビでは ほとんど話題にされていません。

国は この海面上昇の事実を 隠していて  国民には 知らせていません。

 

この海面上昇は 温暖化により 地球上の さまざまな地域

スイス グリーンランドなどの 氷河が溶けることにより

おきていると言われています。

 

その中で最も影響が大きいといわれているのが  南極です。

 

今 南極の氷河が ものすごいスピードで 溶け始めている

陸地の温暖化も 大変なものがありますが 温暖化の影響は

海のほうが はるかに大きいそうです。

 

南極の西部には ラーセン棚氷というものがあります。

棚氷というものは 氷河が海に溶け落ちることを防ぐ

大切な働きがあるそうです。

 

そのラーセン棚氷 A B C Dのうち

 

ラーセンAは 1995年に 崩壊

ラーセンBは 2002年に 崩壊

ラーセンCは 2017年に 氷の塊が分離し 崩壊しつつあります

 

2008年には 南極半島南西部の ウイルキンス棚氷から 570k㎡ もの

氷が分離。

 

西南極の パインアイランド氷河が 2020年2月に分裂

同じく西南極の スウェイツ氷河でも 融解が進んでいる

 

西南極氷河の 氷が すべて溶けた時

世界の 海水面は 3.3メートル上昇すると言われています。

 

かりに 今の状態が続いたとき 2100年には 海面は

少なくとも 1メートル上昇 最新の情報では 2メートルまで

上昇すると言われています。

 

日本では 東京 大阪 名古屋 などが 大きな影響を受けるそうです

ヨーロッパでは オランダ ロンドンなどが 姿を消す運命にあります。

 

ヨーロッパなどは アフリカ大陸からの 熱波も受けるのですから

彼らは 逃げ場所も失うことになります。

 

追い詰められた彼らが 考えたこと・・・

きっとそれは 「 お引越し 」 だったのでは ないでしょうか