早速アマプラで観る。
家事の合間に飛び飛びで。
娘との関係に長い間悩んできた。
彼女は、勉強もスポーツも手を抜かず、
人目につかないような地味な活動も
真面目に取り組んできた。
人から称賛されることを嫌い、
いつも控えめ。
社会人になり、仕事も懸命に臨んでいる。
(・・・もっと気楽に生きてほしいな
過剰適応に見える)
私は彼女を見ると苦しい。
なぜなのかが分からない。
いや、私のあの行為が・・、
あの八つ当たりが・・、
あの時のあの・・。
なぜ？の私の思いつく原因は数限りなくある。
7歳と20代で両親を亡くし、理不尽な
家庭環境だったから、何でこんなに
友人たちの家と違うんだろうとか、
酷い暴力を振るっていた父は死んだけど、
どこへ行ったんだろう、とか
7歳やそこらで考えていたように思う。
ハイアーセルフなるものと意思疎通ができれば、
娘に対するこの葛藤の原因を
教えてくれるかも、と思い立ち、
腰の重い私が飛行機の距離を飛んだりした。
それだけ切羽詰まっていた。
その方法は独学でやっていたけど、
全くハイアーセルフは感知できなかった。
が、ワークショップに参加して（最初で最後だ）
段階を踏んでいったら、
知覚することが出来て感動した。
葉が茂った大きな大きな木の手前に
ジーンズを穿きアメリカの農夫なんかが
よく着ているチェック柄のシャツを身に付けた
痩身の男性が立っていた。
しかし、頭部にだけ斜がかかっていて
顔が全く分からない。
名前も訊いてみたけど分からなかった。
メッセージは
“緑(植物)をとおしてサインを送っている”
(確かに私は植物とりわけ葉っぱがこの上なく好き)
“ぼくの存在を知って、味方がいることで
安心出来たらいい”
“〇〇(娘の名)を大事にすることは
自分を大事にすること(と同じ)”
これが約二年前。
3日ほど前、
(あの男性って、ひょっとしたら
キリストじゃないのか？)
と、いうとんでもない思い付きが出てきて、
（厳密に言って、ハイアーセルフがキリストと
いうのは有り得ないかも）
ジーンズを穿いたキリスト(ジーザス)を
いろいろ画像検索したけど
案の定、そんなもの一個も出てこなかった。
あるわけないよな
と、ガッカリしたりしていた。
アメイジング・ジャーニーを観ていると
すみれさんが出てきた。
そういえば、役の神聖な雰囲気に合っていると
いうことでアメリカ映画のオーディションに
受かったと数年前、ネット記事を読んだことを思い出した。
とても素敵な役
先日ご結婚された
以下ほんの少しネタバレあり
ストーリーは続き、
出し抜けにある男性の首から下が見えた。
こちらに歩いてくるが、木の枝が邪魔になって
ちょうど顔の部分だけが見えない、
が、ひょっとして、いやひょっとしなくても
あの方なんじゃないの？とドキドキ
でもジーンズは穿いているがジャケットを羽織っていて
チェック柄のシャツではない。
顔が見えた。
ますます、あの方のように見える。
でも、まだ分からない。名乗らないし。
しかし、それ抜きでもお話しはとても興味深い。
引き込まれるように観続ける。
そして、上着を脱ぐとチェック柄のシャツが現れた
興奮する。
でも、この人は誰？
そして、とうとう
キリストだと分かった
うそでしょ？
つい最近、検索したとこだよ？
これが返事なの？本当？
・・・本当に聖霊がいるのだと思った。
人に言えば、単なる偶然だと言われるかもしれない。
でも、私は心から安堵した。
あの私の怒りはエゴだったのだ、と思った。
聖霊がいるのなら、
私の目の曇りも完全にとはいかないが、
拭き取ってくれているはずだ。
仕事から帰宅した娘
「ただいま」普通だ
私も極めて普通に対応した。
しかし出てきた声音は
なんだか優しげで密かにうろたえた
映画は観て良かった
素晴らしかった。
オススメです
本の方も読みたいな
