みなさん、こんにちは。

あさがお発達支援教室のあさみ先生です。

先日(といってももう2週間ほど前になってしまいますが)、主人の実家北海道から栗が3キロも送られてきました。

大きくて甘い、とてもおいしい栗でした。

すぐに栗ご飯にして食べたのですが、まだまだ冷凍庫に残っています。

剥くのは大変でしたが、しばらく秋が楽しめると思うとホクホクした気持ちです。



さて、あさがお教室には障がいのあるお子さんも来ますが、そうでないお子さんもたくさんいます。

障がいがある・ないに関わらず、

集団活動に難しさを感じている子や

気持ちのコントロールが難しい子はたくさんいます。


「様子を見ましょう」と言われて診断が付かずに適切な支援が受けられない子や、

お母さんが一生懸命「この子が少しでも生活しやすくなるにはどうしたらいいだろうか」と考えて教室に連れて来ている子が意外にも多いのです。


市や県の療育施設に行けない。

学校や幼稚園でも通級など個別の支援が難しい。

こういったお子さんたちは見逃されがちです。


子どもたちはひとりひとり違った個性を持っているので、その個性に合った支援をみんなが受けられる世の中になるといいですね。



そんなお子さんの指導の中で、嬉しくなるエピソードがあったのでご紹介しようと思います。

就学前のお子さんが想像力を必要とする遊びに取り組むという目標で、おままごとをしていたときのことです。


そのお子さんがお母さんで、先生が小学生のお姉ちゃんの役でした。

ある日お姉ちゃんは学校からテストを持って帰って来ました。

そのテストは100点で、お母さんはお姉ちゃんをたくさんほめました。

次の日、お姉ちゃんはまたテストを持って帰ってきました。

今日は下を向いて、落ち込んだ様子で帰ってきています。

点数は90点でした。

さて。お母さんはお姉ちゃんに何と言ったでしょう?





「すごいじゃない!だって100点にすごく近いんだもの!」





それを聞いて私は、

「あぁ、きっとお家でお母さんが、小さなことからたくさんほめているのだろうな」

と感じました。


ほめることが大切!って、よく聞きますよね。

でもなかなか実行することは難しいです。

特にいつも怒られるようなことばかりしちゃう子が相手だと、ほめるタイミングも難しい。

でもね、たくさんほめ言葉のシャワーを浴びている子は、自然と相手のいいところを見つけてほめることができるようになります。

怒ってばかりより、にこにこほめることを忘れずにしたいものです。