四季の彩りは色鮮やかに、───そんなある日の出来事。

理由は人それぞれ、両親と喧嘩した?自分の名を売ろうと?はたまた誰かに会いに?

とある地方に都会へ上京してきたばかりの、”あなた”。見知らぬ土地と言う事もあり、右も左も分からずに途方に暮れ、今日の寝泊まりも怪しいところ。そんなあなたに声をかけたのがとある不動産屋。

 

親切心か、それとも何か疚しいものがあるかは、さておき。そんな不動産屋はお手軽なアパートの一室を紹介してくれました……。

 

「間取良し、家賃も安い、公共交通機関…更に周囲には商業施設もズラリ!」

 

そんな売り言葉に何か惹かれる物を感じた”あなた”は即契約、即入居を決めてしまいました。

不動産屋が言うにはしかし、そのアパートには────”出る”、と言う噂が絶えない曰くつきのアパートでした。

 

しかし、そんな事は出まかせだろう、デタラメと思いながらもいざ、アパートへ赴けば住人は皆、女性――それも、”絶世の美女、”と言わんばかりの美人揃い……。

 

さて、鬼が出るか、蛇が出るか……そんなアパートの日常から、時として流れによりそう言う事もあったり?するかも知れません……。

 

ようこそ――いらっしゃいました――