こんにちは![]()
昨日の 「モース硬度」 の続きで本日は
「靱性-じんせい-」と「劈開性-へきかいせい-」についてです!
まず「靱性」ですが
簡単に表現しますと「割れ・欠けに対する強さ」の事です。
衝撃実験を行い(鉱物に衝撃を与え続けて破壊されるのに要したエネルギーを計測)
10段階に分類されます。
次に「劈開性」です。
(少しややこしいです。。)
鉱物が一定方向から加えられた力に対して割れる性質の有無です。
(原子の結びつきの弱い方向の面に沿って割れる性質)
ピンとこないですよね。。
「鉱物の結晶構造の弱点(?)の有無」だと少しイメージできますか??
劈開性というややこしい性質があるおかげで
それぞれの宝石の美しさを引き出すカットが生まれるので
弱点というよりかは「個性」と考えた方が良いかも知れませんね!
劈開性の種類は大きく分けて
「完全」「明瞭」「不明瞭」「無し」となり
完全に近い程、特定の形でスパッと割れます。
劈開性が「無し」=「割れない石」ではありませんのでご注意ください!!
(原子の結びつきが弱い方向がないので、決まった形で割れないという事です。)
「水晶」が様々な形に彫刻されているのを見た事はありませんか?
水晶は劈開が無しの為、複雑な形に削る事ができるのです。
劈開完全の性質を持つ石は弱い角度に
刃を入れる(力を加える)とスパンと切れてしまうのでカットできる形が限られます。
それでは、整理してみます!
モース硬度・・・傷の耐性 靱性・・・割れ・欠けの耐性 劈開性・・・原子構造の弱点(個性)
日常生活では出番は殆ど出番は無いと思いますが、
知っておいて損は無いので簡単に紹介してみました!!