鈴木楽器製作所が1995年に製作販売した、電子大正琴「野ばら(TES-370)」一台で、クリスマス賛美歌「ああベツレヘムよ」を4パート多重RECしてみました。

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REC①メロディー<ピッキング>:1番/大正琴、2番/トランペット
REC②コード<鍵盤のみ>:ストリングス
REC③コード<鍵盤のみ>:ビブラホン
REC④ベース<ピッキング>:アコースティックベース

<ピッキング>というのは、左手で鍵盤を押さえ、右手でピッキングする、いわゆる「大正琴」弾きです。メロディーパートの2番では「トランペット」のサウンドを(あえて)大正琴弾きしてみました。

<鍵盤のみ>というのは、ピッキングなしの両手キーボード弾きです。
野ばらは「鍵盤モード」にすれば、和音演奏が可能ですが、その際「ピッキング」は無効になります(和音演奏時には、良くも悪くも「ただのキーボード」なる)。
ちなみにベロシティは一定なので、強弱はつきません。

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今回のレコーディングは、ライン録りせずに、内蔵スピーカー(出力が2Wしかないので、割れてしまうベースのみギターアンプ使用)からの音を、デジカメ(ZOOM Q4)のマイクで拾っただけです。

初めにデジカメにライン接続して録ってみましたが、ノイズが酷いのでやめました。

PCでのRECソフトは持っていません。むかし買ったヤマハのHDR「AW16G」がありますが、動画撮影と同時にやると色々と大掛かりになるので使用しませんでした。

結果、ピッキング音がかなり大きく入ってしまいましたが(*メロディーパート演奏時のボリュームは最大)、綺麗に録音するというより、楽器の性能を紹介するための動画ですので、そのへんはご理解くださいませ。


編集は動画ソフトVSDC(有料版)でやっているので、細かいMIXなどは出来ません。ストリングスにリバーブをかけたのみです。

練習段階では、ドラム音を2パートに分けて(バスドラ&スネア、ハイハット&クラッシュ)入れる予定でしたが、合計6パートの動画同時再生は途切れ途切れになってしまい、無理でした。それでスムーズに再生可能な4パートにしました。

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また、ドラム音は「強弱をつけるパッドでの演奏」「強弱一定の鍵盤での演奏」どちらでも選べますが、指先で小さなエリアを巧みに弾くのは難しく、かなりの熟練が必要です。