中国の大正琴について調べていたところ、自分がずいぶん前に手に入れたもの(https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477556222.html)がそこそこ希少な気配なので、(放置状態だったのを)調整して演奏動画に収めておくことにしました。
写真もあらためて何点か撮っておきましたよ。
蓋を閉めた状態での外観。買った当初はもう少し綺麗でしたが、いろいろいじった後、テキトーな扱いになっていたので、傷が目立ちます。
中の方が綺麗です。ボディー側面(画像右下)の四角く色が変わっている部分は、ピックアップを一度取り付けたあと外したので、穴をふさぐためにテープを貼ったものです。
希少なことが分かると、急に素敵に見え始めました。(;・∀・)
一番の曲者がこのチューニング・ピン。先端部が平たくなっていて、チター系のレンチは使えないので、プライヤーなどを使って回さないといけません。
しかも、各弦が交差してからピンに巻かれているので、何番目のピンが第何弦なのか、表示もなく混乱します。(╯•﹏•╰)
ネットで拾った現地の画像を見ると、絵柄の違いだけでなく、チューニング・ピンの右側(鍵盤ボタンの左端手前)に、何かが取り付けてあるのに気付きます。
何だろうと思っていろいろ調べたところ、専用のチューニング・レンチを挟んでおく金具のようです。
この画像では、なぜか金具にセットされたものと、チューニング・ピンに差し込んだものの、2つの専用レンチが写っています。
紛失すると困る専用レンチにとっては、この金具の存在は大きいかもしれません。
自分の大正琴には、(初めから)この留め金具が付いてなかったんだよな~。
鍵盤ボタンの数字は当初色が付いておらず、番号が見にくいので、自分で黒く塗りました。
また、鍵盤ボタンの金具の上部(天板の下)にフェルトが貼ってありますが、赤いのは初めから、オレンジ色の方は自分が2枚追加しました(合計3枚分)。これは押さない状態でのボタンの位置を下げ、上下ストローク幅を小さくすることで、演奏性を向上させるためです。
透明のピックガードを貼りました(当時の初歩的マイ・カスタムは、とりあえずピックガードとピックアップを取り付ける、というものでした・・・(^_^;)。
弦の留め方(テールピース)がとても変わっています。通常とは反対向きに引っ掛け、U字部分で折り返しています。
では、試奏動画をご覧下さい。
日本発ですが中国の楽器なので、1曲だけ知っていた中国の賛美歌を弾いてみました。