オートハープの老舗オスカー・シュミット社でも、かつて電子オートハープを販売していました(1980年前半?)。
ミニ・オートハープ(メーカー正式名:Easy Chord Autoharp)とボディ形状・使用できるコードの種類も同じ、電子版「EASY CHORD Ⅱ」です。

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さらにこのアニメキャラ「ROSE PETAL PLACE(ローズ・ペタル・プレイス)」バージョンを、「Sweet Harp」という名称で販売していました。

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「ローズ・ペタル・プレイス」は直訳すると「バラの花びらの場所」ですが、ローズ・ペタルは名前ですから、意訳すると「花びらバラ子ちゃんの世界」かな?
何となくアンデルセン童話の「親指姫」に似ている気がします。(^.^)

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アニメでは初期と後期の等身が違います(成長した?!)。

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こちらはフィギュア版。各キャラの花名を調べて、書き足しておきました。

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イラスト版。作品中のバラ子ちゃんは、ボーカルキャラでもあるようです。


さて、楽器の演奏法ですが、2種類のモードから選択できます。
オルガン・サウンド・モード
・・・こちらは、片手でコードボタンを押さえるだけで音が出ます。生楽器では出来ない、超簡単・片手(一本指)演奏が可能です。
オートハープ・サウンド・モード
・・・こちらは、従来のオートハープと同じで、片手でコードボタンを押さえながら、もう片方の手でストロークやアルペジオ演奏をします。

その他の機能として、TONEノブで、音域(LOW~HIGH)を連続的に調節できます。電池、アダプターどちら使用でもOKです。

見ていただいた方が早いので、両方のモードで試奏動画をUPしました。キャラに合わせて、曲もマイク真木「バラが咲いたダ・カーポ「野に咲く花のようにを選びましたよ。


「バラが咲いた」は、小学校の時に使用した歌集「みんなのうた」に載っていたような気がします。覚えていたのと違っていたので、正確なメロディーラインで歌ってみました(マイク真木さんの歌い方も時々違うので、どれが本当か定かではありませんが・・・(^_^;)。


本当は抱えて演奏したいところでしたが、成人男性では流石に(楽器が)小さすぎて安定しないため、両方とも卓上で演奏しました。

ところで、この楽器の裏側をよく見てみると、「MADE IN LAPAN」と書いてあります・・・(゚∀゚)!
おそらく、鈴木楽器の電子オートハープの技術を借りて、作ったのではないかと思われます。