前回紹介したハイブリッド・チターであるトレモロア(Tremoloa)をカスタムしました。
もともとのメロディー弦(.012位)が細すぎたため、太いもの(.018)に変えたことは前回も書いたとおりですが、これでもメロディー音が貧弱だったので、.022inchの巻弦を左側にプラスして復弦にしました。

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そのためにドリルで2箇所穴をあけて、弦を引っ掛ける小さいピン(写真左下)と、チューニングピン(写真右下)を差し込みました。

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チューニングは完全4度下のG音です。これでメロディーがハモリ状態になり、ぐっと厚みを増して、ハワイアンのスチールギター・・・(~'ω' )~・・・・に近くなってきました。

さて、それとは別に、左手コード側の「弦の並び順」の意味が分かってきました。

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コード側の弦は4本セットで、写真左から4.Dコード、3.Fコード、2.Gコード、1.Cコードになっていますが、ルート、3度、5度の並び順が一定ではないので不思議に思っていました。
しかし、上記の写真に記入したように、始めるルート音によってAm以外のダイアトニック・コード及びセブンスが弾けるように並んでいる(調律されている)ことが分かりました(DmDm7EmEm7BdimBm7-5)。ただしベース音はルートとは違う音になってしまいます・・・。
その他、Cmaj7G7も演奏できます。コードが4種類しか弾けないと思っていましたが、これでグッと演奏の幅が広がりました・・・ヽ(*´∀`)ノ。