2015年、明けましておめでとうございますm(_ _)m。新年一発目は、おもしろい記事にしますよ。
 
このブログのトップの写真に、5種類の楽器が上半分だけ写っています(福音ファクトリーHPの方には全景が写っています)。これは全てオリジナルの楽器で、ハナムラ楽器のおじさんとコラボで製作したのものです。
 
コラボと言っても、①私が大雑把なアイデアを出し、②ハナムラおじさんが長年の楽器作りのノウハウに従って製作。③その後、私がカスタムしたような感じです。
 
その第一弾として、「ウクレリン」と命名した楽器(トップ写真の左から2番目)を紹介します。
 
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ネーミングから解説すると、どんな楽器か分かりやすいです。
ウクレリン=ウクレレ+マンドリン+鈴」です。
⑴調律はウクレレと同じ「ソ・ド・ミ・ラ」
⑵フォルムとスチール複弦仕様(8弦4コース)がマンドリン
⑶テール部に鈴(りん)がいくつもついていて、「りんりん」鳴ります。
 
面白いのが演奏法で、⑶のテール部のハンドルを軽く持ってくるくる回すと、連続音がします。ハーディー・ガーディーのように楽器内に円盤がついており、その円盤を回転させることで、外周についているピック部(太いナイロン弦4本)がスチール弦をはじく仕組みです。
 
だいぶ前に製作したものなので記憶が曖昧ですが、初めの時点で鈴は付いていなかったような気がします。ただ弦をはじくだけでは面白くないので、パーカッションと融合させようと考えて自分で付け足したのですが、うまくいかずにハンドル部が折れてしまいました。それでハナムラおじさんに相談してこの形になったと思います。
取っ手部が1個だと楽器を立てかけられないので、自分でもう1個付け足しました。
 
実はまだ未完成で、ピックアップが弦の音しか拾いません。鈴の音を拾うためにはグースネック式のマイクを近辺に取り付けないといけません(動画は生音を録画しています)。
 
ウクレリンは一見ただの色モノのようですが、実は基本性能は結構高いのです。表板=スプルース単板一枚板、裏板=シダー単板一枚板、側板=ヒバ単板一枚板です(一枚板と言うのは、センターつなぎをしていない純粋な一枚の板です)。
また、マグネット式ピックアップはハナムラおじさん特性のものです。実際、とてもいい音がします(動画はデジカメでそのまま録っているので、あまりよく聞こえないかもしれませんが)。
 
 
ご感想、お待ちしています・・・(´艸`)。