わたしの太陽 | Straight fact

わたしの太陽

 

今日は右目が見えずらくて

怖くて怖くて何も出来なくて


ずっと寝ていた。







そんな私とは逆に

妹は今大変な時期で


毎日毎日朝から夜中まで文化祭に向けての準備で大忙し


休む暇など彼女にはなくて

普段の色白の顔もより白い気がしてとても心配です。





姉の立場からみても
1人の人間の立場からみても


彼女には才能がある。


才能とは持って生まれた誰にも似つかないモノだと思うのだけれど


それが備わっているのだ、彼女には。



美的感覚もさることながら、アイデアに満ち溢れそれを形にする力がある。


私なんかは頭で想像していて形に起こしても全く違うものだったりするのにな



そう考えると彼女と私は正反対だ。


やわらかく言うなれば
私は運動系、彼女は文化系。


私にも才能と呼べそうな能力はあったが3年前に置いてきてしまった。


あのときは気付かなかったモノも今となっては愛おしい。




…なんて、私の話はどうでもよくて(笑)





兎に角、私は彼女が心配なのだ。



元々、体調を崩しやすい彼女が倒れてはしまわないか

私に出きることは全部やってあげよう。






そう、思っていた矢先に起こった出来事。








声が出ない。

彼女の喉は悲鳴をあげていた。




書き忘れていたが、彼女は軽音部でバンドを組んでいる。彼女の担当はギターボーカル。



そう





声こそ、歌うことこそ
彼女の全て。



そんな大切なものを文化祭本番前日に奪われた。


いつも強く泣き言など言わない彼女が、声を殺して泣いていた。




私はそんな彼女にかける言葉を知らない。


いや、恐らく

どんな言葉を並べても意味はなくて、彼女を救うことは出来なかった。