イーロンマスク③

 

スペースXのロケットは3機種あります

 

1       ファルコン9

中型ロケットです。現在は宇宙ステーションにさまざまな荷物を届けています。百数十回の運用実績があり、初の有人打ち上げ時には野口聡一さんが乗り込みました。

 

2       ファルコンヘビー

ファルコン9を3基束ねたロケットです。宇宙船の中にテスラの車とダミー人形運転手を乗せて打ち上げたのが話題になりました。

 

3       スーパーヘビー

現在開発中のとてつもない大きいロケットです。火星有人宇宙船(スターシップ)を打ち上げるためのロケットです。スターシップは全長50m定員100名、この宇宙船を打ち上げるのですから、その大きさが想像できます。実際に火星に向かう場合は10人程度になるだろうと言われています。また、地球間移動も可能で、日本からアメリカまで40分で移動できるそうです。

 

いずれのロケットも再利用可能です。上空から大きいドラム缶のようなロケットが落ちて来て姿勢をコントロールしながら最後に逆噴射をして着陸する様子は打ち上げ同様に感動的です。

また打ち上げたロケットを回収することは、損傷部位の確認などができ、その後の改善に大変に役に立ちます。

 

そして最大の特色はスペースシャトルの事故の教訓から、事故が起きても宇宙船の乗組員の命は絶対に守る設計になっています。万が一ロケットが爆発しても即時に宇宙船を切り離し宇宙船ごとパラシュートで落下するシステムがとられています。ただ乗組員は気絶する可能性があるそうです。

 

 

-------------おまけ

 

歴史上の人物の名前や物事の名称は知っているけど、どんな人物なのか、どんな事だったのか、実はあまり知らない。そこのところを表面だけでも知りたくなり、調べてみようと思いました。せっかくなので、「おまけ」で掲載することにいたしました。

 

平将門 (たいらのまさかど)

朝廷に反逆し、東国の王を名乗った武士

 

平将門は平安時代後期の武将。将門は若い頃、京で藤原忠平に仕えるも不満を覚え、東国に戻り、下総国で勢力を拡大しました。後に将門は東国の8カ国を制圧し自らを「新皇」と名乗りました。

 

940年に朝廷が将門追討の官符を出すと、将門は常陸国での戦いで劣勢となり、最終的に平貞盛・秀郷軍に敗北。将門は戦闘中に鏑矢で命を落とし非業の死を遂げた。その首は京に運ばれて晒し首とされました。

 

朝廷に反逆し、自らを新皇と名乗った唯一の武士です。東京の兜町の名称の由来は将門の首塚のあった所と言われています。

 

逆賊、朝敵と言われる将門ですが、何故だか個人的には好きな武将です。

 

 

 

 

 

 

 

またね!