イーロンマスク ②
その後、「PayPal」を設立し、2002年に米eBay社に売却。
2002年には、ロケット開発企業「スペースX」を設立。
2004年には、電気自動車メーカー「テスラ」に投資し、CEOに就任。
さらに、2016年には、「ニューラリンク」を設立。
2022年には、ソーシャルメディア「Twitter」を買収し、CEOに就任。
マスク氏のスペースX社は、インターネット通信のための人工衛星を現在は7000個以上(正確ではない)を打上げており、そのネットサービスが開始されている。日本ではAUがそのサービスを提供しています。そのサービスはスターリンクと呼ばれ、現在開発中の6Gの対応が目的だそうです。
また人工衛星を将来は4万個を打ち上げる予定(アメリカ政府が許可するかは不明)。
そしてNASAとの契約のもと、月基地の建設と人類の火星移住をも目指しているそうです。まるで昔見た科学マンガの現実版です。
スペースX社の火星有人宇宙船の名はスターシップ。全長50メートル、定員100名。それを打ち上げるロケットの名はスーパーヘビー。いずれも再生可能で、繰り返し使用できる。
スターシップを打ち上げた後のスーパーヘビーが逆噴射しながら上空から降りてくる様子はまるで科学マンガそのものです。
超読書家のイーロンマスクは日本の科学マンガの愛読者なのかもしれませんね。
-------------おまけ
歴史上の人物の名前や物事の名称は知っているけど、どんな人物なのか、どんな事だったのか、実はあまり知らない。そこのところを表面だけでも知りたくなり、調べてみようと思いました。せっかくなので、「おまけ」で掲載することにいたしました。
徳川家康の三男、徳川秀忠
徳川秀忠は天正7年4月7日(1579年5月2日)、徳川家康の三男として浜松城で生まれた。秀忠は兄の死により、家康の実質的な世継ぎとなる。
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは、中山道を通り甲信地方の真田氏を平定する別働隊の指揮を命じられたが、真田氏の巧みな戦術の前に苦戦し、関ヶ原の決戦に間に合うことが出来ず、家康に叱責された。
慶長8年(1603年)、徳川家康が征夷大将軍に就任。慶長10年(1605年)には秀忠が第2代征夷大将軍となった。秀忠は将軍として軍事力を強化し、江戸の発展と財政の安定を図りました。寛永9年52歳で没。
≪ 逸話として≫
秀忠は大坂の陣が始まった時に、関ヶ原での遅刻の汚名を挽回しようと、江戸を出発、わずか17日で大阪の家康の陣に到着するも、家康は急がされた兵が疲労困憊している様子を見て、「急いで来ればいいというものではない、兵を見よ、あれでは戦の役には立たぬ」と秀忠は𠮟責された。