カタカタ問題(ノズルつまり)解決せず → 解決したかも | あさぼんの3Dプリンタ奮闘記

あさぼんの3Dプリンタ奮闘記

40代のサラリーマンです。
3Dプリンタやプログラミングで苦労していることを書いていこうと思います。

あぁ・・・もう・・・

ホットエンドも交換したのに「カタカタ問題」が解決しません。もう泣きそう・・・。

 

ちなみに「カタカタ問題」とは、

  • 3Dプリンタ印刷失敗時の症状
  • ノズルが詰まり、それによってエクストルーダーがフィラメントを送れなくなり、送り出そうとしたギアが押し戻されるときに「カタッ」という音が生じている
  • フィラメントが送り出せていないので印刷物がスカスカになったり、途中から何もフィラメントが出力されていない状態になる

のことをボクが勝手にこのように呼称しています。

 

関係しそうな部品はいろいろ交換したりしているんですが、いまだ効果が見られず。

ということで、次はスライサの設定を疑っていきます。

 

気になっているのは「リトラクト」設定。

あちこちのサイトを見ると、

  • 「リトラクト(リトラクション)」とはノズル移動時にエクストルーダーモーターを反転させてフィラメントを少し引き戻し、樹脂が垂れて「糸引き」しないようにする方法
みたいな記載があります。機能としては必要そう。

一方で、

  • 引き戻し量は注意が必要
  • 適切じゃないとノズル詰まりの原因になる
みたいな記載もあり、ちょっと怪しいかな、と。
ということでこの辺りを調べてみました。
 
現在使っているスライサのリトラクト時の引き戻し距離の設定は 5mm でした。
これはボーデン式のエクストルーダー用の設定のようで、ダイレクトエクストルーダの場合はもっと短くしていい(しないといけない?)みたいです。
 
その前に、まずは「リトラクトを OFF」にして印刷してみました。
 
すると、いままで途中でフィラメントが詰まっていたものが、最後まで印刷できました。
リトラクトを OFF にしているせいで印刷物はきれいとはいえない状態です。
しかし、どうやらリトラクトの設定が効果がありそう、ということで希望が見えてきました。
 
じゃぁ何mmがよさそうなのか?
とりあえず 1mm で印刷してみると・・・あぁ・・・「カタカタ問題」発生です。
次は、0.5mm で印刷してみます・・・。
 
一応、順調っぽい・・・。
もう少し様子を見てみることにします。
 
(2023/09/16追記)
様子を見ているところですが、引き戻し距離を 0.5mm にしたところ印刷ができるようになりました。引き戻し距離が短すぎるのか、糸引きは発生してしまっていますが・・・。
あと、1回分の印刷が終わったあと、2回目の印刷をしようとするとうまくフィラメントが出てこないことがあります。フィラメントを引き抜こうとするとなかなか引き出せず、なんとか引き抜くとフィラメントの先端が太くなっています。
まだ問題はありそう・・・。