オープン車両、面白かったです!
ミニッツカップ2024関東ブロック大会では、初日の土曜日にオープンクラスへ参加しました。
僕にオープンクラスのイメージがないので、驚く人や興味津々の人など、色々いたと思いますが、大丈夫です。
自分が一番違和感を感じていましたw
そんな初日のオープンクラスですが、僕が意外と走れていたことに、みんなびっくりしていました。
特に1ヒート目のスタートから2分ほどトップで走行していたイメージが強かったようです。
この動画は、オープンクラス予選1回目の僕の走行動画です。
僕のヒートには、めっちゃ濃いメンバーが集まりました。
オープンクラスで代表権を獲得したズッキー選手
ワイドクラスでTQ&WINで代表権獲得のいっちゃん選手
AWDクラスで代表権獲得のTN選手
過去にミニッツカップチャンピオン経験のある、畑山店長とカネヤンさん
最後は、亀仙流のNAOさん。
どう考えても、邪魔にならないように走るのが精いっぱいのメンバーです。
ところが、このメンバーを相手に、スタートから2分ほどトップで走行する走りを見せる事が出来ました。
ベストラップは若干見劣りがするものの、ほぼノーミスで走ることで、後続の追い上げから2分も逃げる事が出来ました。
序盤でトップになれたことが、僕にとっていい展開であったのですが、それはもちろん運もありますが、運だけではなく、荒れた展開になった時に、巻き込まれないで抜け出す事が出来たからだと思います。
僕はよくこんなことを言っています。
「根拠はないですが、僕は本番強いですよw」
普段のサーキット練習で僕は、まわりから心配されるほど、マシンも走りも仕上がっていないことが多く、
「麻婆さん、だいじょうぶなのかな?」
と、心配されることが多いのですが、いざ本番になると、なぜか無難にまとまっていることが多いです。
NSB19のかつやさんがいうところの、「安全運転」というやつです。
今回も現場でかつやさんに、
「ミスター無難」
と、言われましたw
ミニッツカップに参加する以前、僕はタミグラがメインの活動だったことがあるんですが、その頃はレース前にサーキット走行でセット出しをすることなどほとんどなく、家の前で動作チェックした程度のマシンでレースに参加していましたが、結果はまずまず良かったと思います。
そのころ、僕がマシンに求めていたのは、
・転ばない(ハイサイド)
・まかない(スピン)
・適度に曲がる
という状態のマシンであれば、あとは何とかなる、と考えています。
今回のオープンクラスでは、まさにその条件を満たしていたので、それなるに無難な走りをする事が出来ました。
そんな僕の走りを支えてくれたマシンですが、実は前日の夜11時頃、グるグる成増本店で動作チェックをした程度です。
10年前くらいに、1回だけミニッツカップファイナルにオープンクラスで参加したことがあるのですが、その時のオープン車両(MAZDA787B)があったので、モーターマウントなどのリヤセクションを、MR-03EVOに組み込みました。
逆挿しとかマセボールとか、特殊なセットはほぼしていません。
ボールデフに至っては、10年前に組んだままです。
そのような状態でしたが、意外と無難に走ってくれました。
これは、一つの考え方なのですが、マシンをいじくりまわして、バランスが悪くなっている車両をよく見ます。
でも、シンプルなセットの方が、結果的にバランスがいいことも多いです。
サーキットにいると、細かい部分のセットが気になって仕方ない人も多くいますが、ある程度上達するまでは、シンプルなマシンで、走る時間を長くとる方が上達すると思います。
最近は、ネットで情報が溢れているので、いろいろ試したくなると思いますが、むしろそれがバランスを崩していることもあります。
最終的には、しっかりメンテナンスをしなければいけませんし、10年前に組んだ状態のボールデフなんてもってのほかですが、意味もなくマシンをばらしたり、セッティング変更ばかりするのは、レースに向けてはかえってマイナスになる事も多いと思いますので、気をつけてください。
タイヤを含めて、ある程度バランスがとれていれば、今回の僕くらいの走りはできると思います!
・転ばない(ハイサイド)
・まかない(スピン)
・適度に曲がる
まずは、このくらいのマシンを準備して、とにかく走り回ってください!