MINI-Z RWD付属のプロポから、4PM plusに変えたら?
最近、僕の友人がミニッツを始めたということで、色々とお手伝いをしていると、このブログで紹介しています。
先日は、プロポをステップアップするということで、4PMplusとNoble NB4の2種類のプロポの説明をしたところ、4PMplusを購入しました。
僕自身、4PMや4PMplusを所有したことが無いため、使い方がいまいちわからず、当初はペアリングするのも一苦労しましたが、なんとかペアリングする事が出来ました。
そして早速、4PMplusでRWDを走らせたそうです。
今回、プロポのステップアップを薦めた理由の一つが、
『ジャイロの調整をプロポで出来る事』
でした。
現在の友人のRWDは、フリクションをつけたことで、ジャイロ調整用のダイヤルが隠れてしまい、ジャイロの調整のたびにフリクションを外さなければならないため、プロポのステップアップをおすすめしていました。
後は、ステアリングの左右の舵角を調整できる点ですね。
そういった理由で変更したプロポでしたが、まだプロポの使い方をよく理解できてないようで、その2点の調整はおあずけになったそうです。
ところが!
初めて4PMplusを使用した友人の感想は、
『4PMって、めちゃくちゃ操作しやすいですね。こんなに使いやすくなると思ってなくて、ビックリしました!』
と、操作性の向上に、驚いていました。
実はそうなんです。
プロポを上位機種に変更する場合、プロポの機能面に目を奪われがちなんですが、実はそこじゃないんです。
プロポをステップアップした際のメリットは、レスポンスの向上なんです!
『レスポンスが向上する』
と聞くと初心者の方は、
『自分はまだ初心者だから、難しくて扱えない』
と、思いがちなんですが、実は逆なんです。
レスポンスが速くなると、操作が楽になるんです。
例えばスマホの文字入力で、キータッチの反応が速いのと遅いの、どっちが入力しやすいですか?
早い方ですよね。
つまりはそういう事なんです。
『早い』と聞くと、難しい、と感じてしまいますが、厳密には『早い』ではなく、『リニア』になるので、より直感的な操作が可能になるんです。
特にミニッツは動きが速いので、プロポのレスポンスの違いが、初心者でもはっきりわかります。
正直言って、レディセット付属のKT-531Pも、十分すぎるほど性能がよくなったので、個人的にはプロポのステップアップをしなくても十分楽しめるのですが、プロポのステップアップをすると、より扱いやすくなるんです。
その違いが分かるかわからないかで、プロポをステップアップする価格を高いと判断するか、適正と判断するかの分かれ目になります。
友人は、大満足だったようです。
そして、RWDのプロポをステップアップすると、もう一つ調整できる項目が増えます。
それが、ステアリングフォースです。
ステアリングフォースというのは、ステアリングの保持力の事で、デカラジで言うと、サーボセイバーのバネの強さになります。
この項目の調整は、かなり走行特性が変わるので、僕がプロダクションクラスやFWDクラスに出ていた時は、結構調整していました。
という感じで、プロポを4PMplusに変えたことで、より一層ミニッツが楽しくなったとの事でした。
さらには、ICタグも装着し、タイム計測ができるようになり、ボディもシボレーコルベットC8.Rに変えたとの事です。
Tバーも、FRPからカーボンソフトに変えていました。
ミニッツを始めるにあたって、色々と相談には乗っていますが、あまりお金がかからないような提案をしています。
現時点では、マシンを速くするよりは、少しでも回数多く走って、操作テクニックを向上する段階だと思っています。
正直、RWDでサーキット走行という目的としては、準備は完全に整ったともうので、この調子でどんどん走らせてほしいと思います。
話を聞くとサーキットに行くたびに、色々な方と交流をしているとの事で、すごく楽しそうです。
ミニッツのサーキット走行は、敷居が高いと感じると思いますが、興味のある方は、是非勇気をもって最初の一歩を踏み出してほしいです。
ミニッツのサーキット走行、めっちゃハマりますよ!