実はメンタルの勝負だった、ミニッツカップ関西大会AWDクラス 決勝レース | 麻婆(あさばあ)のラジコンblog

実はメンタルの勝負だった、ミニッツカップ関西大会AWDクラス 決勝レース

ミニッツカップ20023 関西大会

 

今回は、予選5位とAメインに残ることができました。

 

予選が終わり、Aメインのメンバーを見てみると、

 

1位 カンバさん(●)

2位 ユウキくん(●)

3位 ノムラさん(〇)

4位 カサハラさん(●)

5位 麻婆(●)

6位 松井さん(●)

7位 伊東住職(●)

8位 アカギさん(勝ち上がり)(●)

 

 

60周年記念枠の対象選手野村さんを除くと、なかなか濃いメンツ。

 

しかも今回は、上位2人が抜けていて、実質は残りのひと枠を4位以下の5人で奪い合うサバイバルレースです。

 

 

このレースに出るにあたり、ボディの選択に悩みました。

 

 

・予選2ヒート目に使い、安定感があったC8.R

・C8.Rより安定感は劣るが、ラップタイムが0.1~0.2秒速い12C

 

悩んだ結果、緊張するレースで操作を楽にしたいと考え、C8.Rを使用することにしました。

 

 

そしていよいよ決勝開始。

 

 

スタートをうまく決め、ポジションをキープ。

前を走っているマシンがフェンスにぶつかりふらついているのに巻き込まれないように、ラインを探りながら走ります。

 

スタートの混乱を何とかよけながら走っていましたが、インフィールドのコーナーで、後続のマシンにマシン後部にぶつけられて転倒してしまいます。

 

その間全員に抜かれ、いきなり大きく遅れた最下位スタートになってしまいました。

 

かなり絶望的なスタートになりましたが、まだレースは始まったばかり、波乱の多いAWDクラスなので、ここから逆転を狙います。

 

オープニングラップが終わった時点で、代表権内の3位に上がったのは7番手スタートの住職。

 

僕は住職から5秒遅れでオープニングラップを通過しました。

 

 

8分で5秒差を逆転しないといけないので、ペースを上げたいところですが、僕が決勝に選んだC8.Rのボディは、安定感はあるものの、重量が重くベストラップは12Cに劣るマシン。

 

という事で、可能な限りノーミスで走行し、上位陣のミス待ちという作戦で走行しました。

 

序盤、ミスをした選手や、60周年記念枠で代表権が確定しているノムラ選手などをパスし、6位まで順位を上げますが、AWDクラスとは思えないほど、上位陣がミスをしません。

 

 

それでも集中し、ミスのない走りを続けていると、4位の選手がコース内に入っていたマーシャルの足に激突するアクシデントが発生。

 

そこでリズムが狂ったのか、いきなりミスが増え、その隙に5番手にあがる事が出来ました。

 

そして4番手が、ストレートでミスをしたマシンに巻き込まれて転倒した隙に4位まで上がりました。

 

この時点で代表権内の3位を横行しているのは伊東住職。

 

僕との差は、オープニングラップでついた約半周差。

僕もノーミスで走ってきましたが、3位住職も、ノーミスで逃げていました。

 

目標のマシンが確定したことで、自分のマシンと住職のマシンの差が気になるようになりますが、2台はほぼ同じペースで走行しているため、ノーミスで走行しているのにもかかわらず、ほとんど差が縮まりません。

 

そうなると、焦りから操作が乱れると思った僕は、いったん住職のマシンを忘れ、祷文のマシンに集中することにしました。

 

すると今度は、自分のマシンしか見えなくなり、視野が狭くなるのを感じましたが、今は視野を広くする余裕がないので、とにかく操作ミスによるコツンをしないよう集中して走ります。

 

この後、ノーミスでの走行を続ける僕ですが、住職との差は縮まりません。

 

厳密には、ほんの少しずつ縮まって入るのですが、レース中に逆転するには、住職のミスを待つしかないのですが、全くミスをしてくれません。

 

 

そのままレースは進み、僕もミス1回のコツンがあったものの、大きなタイムロスなく今の自分が出来るベストの走りをしましたが、住職もほぼ同じペースでミスなく逃げ切り、結果、スタートでついた半周差が、そのままレース結果となってしまいました。

 

タラレバになってしまいますが、僕と、松井さんと、アカギさんは、それぞれに、不運なトラブルがあったので、それがなかった住職が持ってたんだなと思います。

 

レースのリザルトを見ても、僕と住職のラップチャートは、ベストラップこそ遅いものの、メトロノームのようにタイムがそろっていました。

 

8分間のうちに、転倒するミスが1回住職にもあれば、順位が入れ替わっていたのですが、そのワンミスをしなかったことが、代表権獲得につながったのだと思います。

 

ゴールの瞬間、住職が疲れ切ったリアクションをしていましたが、それほど集中して走った証拠だと感じました。

 

 

 

というわけで、山形(オープン)、箱根(AWD)で、次点続きだった住職が、3度目の正直で代表権をゲットしました。

 

そして、山形(次点)、京都(次点)と、僕も今期3戦中2戦が、次点となりました。

 

ちなみに、京商カップも次点だったので、今季の公式戦4施栓中3戦が時点で、いまだ代表権獲得はナシです。

 

いままでは比較的、ギリギリで代表権を拾い続けていたのですが、こんなに次点んが続くシーズンは初めてです。

 

とはいえ、山形→関東→関西と、手ごたえはどんどん良くなっていますので、何とか次回、山形ミーティングでは頑張りたいと思います。

 

すでに僕の入手した情報では、仙台も厳しいメンバーが集まりそうなので、今年はまだまだ厳しい戦いが続きそうです。

 

仙台ミーティングまであと1か月。

 

もう一度マシンを見つめ直します。