[GP6編]ミニッツカップ2022ファイナル 見どころ
ミニッツカップの2022シーズンの締めくくりまで、あと1週間となりました。
3年ぶりのファイナル開催という事で、開催が待ち遠しいです。
そんなミニッツカップファイナルをより深く楽しむために、僕なりうの見どころをご紹介したいと思います。
まず最初は、[GP6クラス]です。
GP6クラスは、
「パワーを抑えた4100KVのグリーンモーター、限られたオプションパーツの装着、6Tピニオンで争う新クラス。
使用するバッテリーは単4アルカリ乾電池を支給。」
※直近のファイナルでAメインを走った選手は出場不可
と紹介されたクラスとなっています。
ミニッツカップ史上、初めての代表権がかかるクラスでの参加制限のあるクラスとして、ミニッツカップとしては、中級者クラスという位置づけになるかもしれません。
そんな中級者向けのGP6クラスですが、マシンレギュレーションに関しては、意外と難しく勘違いしている方も少なくありません。
レギュレーションを軽く読んだだけの方は、
『決められた少ないオプションパーツだけが使えるクラス』
という認識だと思いますが、厳密には違います。
『決められたオプションパーツのみ使用可能。なおかつ、取扱説明書に記載された装着方法のみ可能』
となっていて、ピッチングダンパーの取り外しとか、フリクションの下皿の取り外しといった創意工夫は認められておらず、他のレギュラークラスでは車検対象外の、ビスやナットも指定されているクラスとなっています。
なので、ミニッツカップ本選に参加する場合は、GP6専用マシンをしっかり作らないと、うっかり車検に引っかかってしまうなんてことがあるクラスとなっています。
そんなGP6クラスですが、ノービスクラスからのステップアップと考える人や、イコールコンディションのテクニックの勝負として挑戦する人などが集まる、非常に熱気あふれるクラスとなりました。
参加者のモチベーションが非常に高く、ファイナリスト同士の交流もさかんで、非常に盛り上がっています。
その中心になっていると言っても過言ではないのが、関東大会で4位に敗れた後、関西大会に遠征し、みごと優勝で代表権を獲得した、亀仙流初心者の会のわさ選手です。
わさ選手は、ミニッツカップ休止中にミニッツデビューをしたため、今回がファイナル初出場となります。
とても練習熱心で、ファイナルでもAメインを狙えると思います。
そんなわさ選手、いじられキャラクターという事もあり、
『わさしょうなんかに負けられない!』
と、全国のGP6ファイナリストから、首を狙われているようですw
関東大会からは、スーラジのYUUくんとラウダさんが代表権を獲得していて、速さという点では、今大会の上位になるとおもいます。
展開が良ければ、トップで逃げ切ってしまう可能性があります。
中京大会優勝のなか選手も、調子を上げていますね。
非常に謙虚で人柄もよく、わささんにはない人望があり、応援している人も多いようですね。
九州からは、鶴仙流ちゃんねるのミニッツ君が参戦するようです。
ベテラン勢としては、中京大会2位のイシムリ選手が不気味ですね。
とにかくミスなく安定して走り切る選手なので、荒れた展開になったら強そうです。
緑モーターの6枚ピニオン、そしてアルカリ電池という、比較的速度が穏やかで、ジャイロをはじめとした使えないオプションパーツの多いクラスなので、テクニックとメンタルの勝負になりそうです。
正直、だれが優勝してもおかしくないメンバーがそろいましたので、是非注目してほしいです!
個人的には、スーパーラジコンの仲間を応援しています。