ミニッツRWD ナローシャーシ(N-RM)のポテンシャル
MR-01として誕生した、初代ミニッツレーサーは、ナロー幅のシャーシにRM系のモーターマウントのマシンでした。
元々のミニッツがその形で発売されたので、いまだにナロー系のマシンこそ、ミニッツらしいミニッツだというイメージの人も多いとおもいます。
とはいえ、初心者の方などに、完成品のミニッツである、ミニッツRWDをお勧めするとき、基本的にはワイド系のシャーシにMMのモーターマウントで構成されるマシンをお勧めしています。
そして、MR-03EVOでは、ナローシャーシでもキット標準のモーターマウントがMM2という新型のモーターマウントになったため、RMモーターマウントのマシンはかなり影が薄くなりました。
走る人が少なくなった理由は、MM2モーターマウントに比べて、走行が難しいことです。
カーペット路面では、そこまで差が出ないかもしれませんが、ウレタン路面ではビックリするほど差が出ます。
そんな、安定感が低く酢重が難しいRMモーターマウントが、ミニッツカップのお題になったことがあります。
しかも、プロダクションクラスのレギュレーションで。
そのレースが開催されたのは、ミニッツカップ2018の横浜大会。
GTRマガジンクラスというスポット開催のクラスでした。
このクラスは、GTRマガジンさんの共催で開催されたレースで、指定ボディはナロー系のGTR。
プロダクションクラスのレギュレーションなので、ジャイロはもちろん、フリクションも装着ができません。
ボディの方は、ナローツーリングでも大人気のR33GTRが人気となりました。
しかし、プ御ダクションクラスのレギュレーションなので、モーターはノーマルモーターですが、ピニオンはフリー。
なので、動画w観ていただくとわかるのですが、直線がやたらと速いです。
ミニッツカップ2022のナローツーリングクラスは、緑モーター7枚ピニオンなので、直線は圧倒的にこちらの方が速いです。
参加していた僕が言うのもなんですが、よくこんな無茶なマシンで、8分間ほぼノーミスで走りぬいたと思います。
動画見ているだけでは、全然オプションのついていないナロー系のRWDには見えないと思います。
逆に言うと、RWDにはそれだけのポテンシャルがあるという事ですね。
ちなみに、ナロー系のRMを走る場合のポイントは、フロントタイヤだと思います。
とにかく転びやすいので、薄いタイヤをお勧めします。
この時の僕のマシンは、めちゃくちゃドアンダーで、全然曲がらず困りましたあ、転ぶ気配もなかったので、曲がるのを待ちながらのんびり走りました。
あまりお勧めはしませんが、めちゃくちゃ練習にはなるかもしれないので、興味なる人は是非お試しください。
貴重な体験をさせてくれた、GTRマガジンさん、ありがとうございました。