ミニッツカップ 20周年
来年のミニッツカップは、20周年記念のアニバーサリーになるようですね。
20周年のロゴが追加されました。
ミニッツが誕生したのは1999年ですが、ミニッツの公式大会である、ミニッツカップの一番最初の地区予選が開催されたのは、2002年の11月。
お台場のメガウェブでの開催でした。
開催クラスは4つ。
・C-CARクラス(ハイマウント)
・GT300クラス(ナロー)
・GT500クラス(オープン)
・F1クラス
僕は、C-CARクラスに参加しました。
ヴィッツとビートルの2択だったボディで、多くの参加者がヴィッツを使用する中、ビートルを選んだ僕はTQ&WINをする事が出来ました。
GT300クラスは、いまでいうところのナローツーリングクラス。
FDやハチロクの使用者が多い中、圧倒的な速さを見せたのが、BMW Z8でした。
トレッドは狭かったものの、ボディの軽さが武器となりました。
GT500クラスは、いまでいうところのオープンクラス。
ちなみに、この時のレースは、今のようなAシードのようなものはなく、予選1位であっても準決勝を走る方式でした。
奇数順位と偶数順位それぞれの組みあわせでレースを行い、上位3位が決勝に進出する方式でした。
そんな準決勝では、優勝候補のTT選手が、バッテリーホルダーの装着ミスという、信じられないミスを犯しリタイヤする波乱の展開。
結果、当時のミニッツ界のスター選手であった、ROS団長が優勝しました。
レース前のインタビューで、
『勝ちに行きます!』
と言ってからの有言実行だったのがかっこよかったです。
そして最後は、F1クラスでした。
このレースで、上位3位に入った12名の選手は、いつ行われるか発表されていないファイナルの代表権をもらった代わりに、その後に開催された地区予選には参加できないという寂しい思いをしました。
当時は、ミニッツのイベントが始まったばかりで、ファイナルのこともよくわからなかったので、なんだか損をした気分でしたw
そして、ようやく2004年2月にファイナルが開催されました。
1回目の地区予選は2002年の11月でしたが、シーズンとしてはミニッツカップ2003という扱いになると思います。
なので本来なら、ミニッツカップ2022は20周年であり20回の記念大会になるはずだったのですが、16回大会を最後にファイナルチャンピオンシップが開催されていませんので、20回大会を迎えるのはもう少し先になりそうです。
この2年でおうちラジコンが流行り、ミニッツもプチブームを迎え、サーキットデビューをした初心者の方がすごく増えました。
そんな方々は、ミニッツカップを経験する事が出来ないでいるので、はやくあの緊張感を体験してほしいなーと思っています。
レギュレーションに関しては、基本2021シーズンを引き継ぐようですが、若干の変更をした2022年シーズンのレギュレーションが年末に発表されるという事なので、正式発表を楽しみに待ちましょう。
来シーズンこそ、ミニッツカップの完全復活に期待しています。