握りすぎない、失速させない走り方。
一昨日の木曜日は、久々にYouTube動画の撮影はせずに、もくもくとスーパーラジコン秋葉原店での走行を楽しんできました。
走らせたのは、ナローツーリング車両。
ここしばらく練習に来れなかったため、完全において行かれてしまい、現状のままではとてもレースに出場するレベルにありません。
リハビリも込めて、走り込むことにしました。
とはいえ初心者の頃と違って、僕のように何十年もラジコンを走らせてきた人の場合、ある程度マシンを思い通りに動かすことは身についています。
なので、目的をもって走らせないと、正直意味がありません。
そんな僕が、今回試したいと思ったのは、こちらの動画を見たからです。
ふじパパちゃんねるで公開された、レース成績をアップさせる10の法則。
こちらは先日、ラジコン天国徳山店で開催された、NSB19主催の初心者応援イベント、ノービスキングというレースの中で行われた、RCスクールです。
現役のワイドツーリングクラスチャンピオンである、かつやさんがものすごく内容の濃いお話をされていました。
ミニッツカップの参加者で、この動画を見ないのは、正直もったいないと思います。
この動画を見て、ちょっと自分の走りを見直してみました。
そして、今回のスーラジのレイアウトでは、オレンジさんも考察をしています。
ちなみにこんなレイアウト。
レース動画はこんな感じ。
オレンジさんは、今回のレイアウトのポイントのこの部分を説明していました。
この部分のお話は、オレンジさんのブログでご確認ください。
しかし僕が悩んだのはこの部分です。
※黄色の線が計測ライン
赤で囲んだ部分はラージアールのライン取り、水色で囲んだ部分は、最終コーナーのライン取りで悩みました。
まずは、赤の部分で囲んだラージアール。
僕の場合、いわゆる【ミニッツ走り】が染みついてしまってるため、最短ラインで走ろうとして、こんな感じで走ってしまいます。
ぱっと見、最短ラインを走っていて、タイムが出そうな感じがします。
しかし、タイムが出たのはこのラインでした。
アールを大きく回ることによって失速が減り、その後のコーナーでもフロントに荷重が乗せやすくなり、タイムアップする事が出来ました。
水色の計測ライン直前のコーナーは、僕の苦手なコーナーで、ここを攻略できるようになれば、さらにコンマ秒は速くなるのではないかと思います。
どうしても、握りすぎ突っ込みすぎでマシンの向きが変わらず、曲がるのを待っている感じの走りになっています。
今回、失速させない走りの方がタイムが出ると気が付く事が出来たのは、一緒に練習をしてくれた、サンプル太郎さんの走りを見たからです。
電池の差があったのか、僕のマシンの方が直線の速度が気持ち速かったのにもかかわらず、ベストラップでサンプル太郎さんの方が速かったため、どこのコーナーで負けているのだろうと、自分の走りと比べたところ、赤線で囲んだラージアールのアプローチが違うことに気が付きました。
自分の走りと違うので、なかなか修正ができなかったですが、最後の最後でなんとか修正する事が出来て、ベストラップを更新する事が出来ました。
この日は、フロントタイヤに30系を装着した初日だったので、転ばないことを意識しながら走らせたのですが、意外と転ばずに走れました。
それにしても、ほんのちょっと走り方を変えただけで、こんなにタイムが変わるのだと驚きました。
結論から言うと、握りすぎだったのかなーと思います。
今後は、ワイドツーリング車両も作って、さらにアクセルコントロールとラインのアプローチのしかたを勉強したいと思います。