タミヤのワーチャンとかミニッツカップファイナルとか
アニメや漫画で、主人公の高校生が、全国を目指す物語ってたくさんあると思います。
ジャンプで言えば、スラムダンクとか黒子のバスケ。
マガジンだと、あひるの空とかディアボーイズ。
サンデーだと、ダッシュ勝平。
少し最近の作品で言うと、麻雀漫画の咲~SAKI~とか、ラブライブとか。
全国を目指す作品がたくさんあります。
僕は、ものすごく影響を受けやすいので、全国を目指して奮闘する登場人物を見て、なんだかそわそわしてしまいます。
普通は、影響を受けたからと言って、登場人物と同じ気持ちを感じることなんてできません。
ところが!
僕の場合、ラジコンという趣味のおかげで、アラフォーどころか、アラフィフになった今でも、全国。
さらには、日本一を目指す経験ができています。
そんな僕に、全国を経験させてくれたのがこちらの世界!
〇タミヤワールドチャンピオン決定戦
〇ミニッツカップファイナルチャンピオンシップ
どちらも、地区大会で上位入賞を果たし、代表権を獲得しないと参加する事が出来ない全国大会の舞台です。
タミヤの方には、ワーチャンの他にも全国大会的な舞台があるのですが、一番歴史が古く代表的なのが、ワールドチャンピオン決定戦だと思います。
どちらの大会も、タミヤユーザー、ミニッツユーザーが憧れる夢の舞台ですが、幸運にも僕は、両方の舞台に立ったことがあります。
いわゆる、全国デビューというやつですねw
僕が初めて全国デビューをしたのは、98年に掛川サーキット開催されたワーチャン。
まだ20代でした♪
当時は全国大会的なイベントも、タミヤのワーチャンと京商の京商カップ(エンジンカーの耐久レース)程度で、代表権の枠も非常に少なく、正直言って自分には一生縁のない夢の舞台だと思っていました。
というのも、全国大会が始まった当初は、開催クラスは1クラス。
第1回大会と第2回大会はF1で、第3回大会はツーリングカーだったと思います。(うろ覚え)
そして各地区の優勝者が代表として参加できる仕組みだったため、各地区のNO1ドライバーがあつまる、全国大会でした。
(はっきりと覚えてません。ごめんなさい)
その印象が強かったのですが、だんだん参加の枠が増え、僕が初めて代表権を獲得した98年には、
〇ツーリングカー
・スーパーGT1(過去に代表権経験者:現TRFチャレンジャー)
・GT1(代表権は獲得してないけど、成績上位者)
・GT2(キャリアは長いけど、GT1ほど成績を残してない)
・N1(タミグラの参加経験が少ない選手
〇F1(F103)
〇ミニスポーツ
各大会上位2名
という感じで、6クラス12名(だったと思う)が代表権を獲得できました。
実はこの年が、ミニスポーツクラスが初めてワーチャンの対象クラスになった年で、もちろん代表権を狙ったのですが、発売されたばかりのM03のセットが上手く出せず、惨敗しました。
なぜか、僕の友人が2位になり、ミニスポーツクラスの代表権を獲得してました。
そのまま諦めようと思たのですが、その次のツーリングカーの予選に参加し、なぜかGT2クラスに参加する事が出来、予選9番手からまさかの優勝をする事が出来て、初めての代表権を獲得しました。
この時のレース、僕はまったく勝てるとは思っていなかったため、
『自滅だけはしないようにしよう』
と丁寧に走った結果、ほんとうにノーミスで走り切り、ワーチャンがかかった予選で浮足立ったわ周りの選手がミスで自滅する展開に恵まれた優勝でした。
それくらい僕にとっては憧れの世界だった全国の舞台でしたが、いざ参加してみると、意外と普通のタミグラでした。
なんというか、
『ちょっとレベルのが高くて、豪華な感じのタミグラ?』
という感じでした。
高校生には3年間しかチャンスがありませんが、ワーチャンやミニッツカップは、年齢関係なく挑戦できるので、アニメや漫画で全国を目指したくなったとしても、ラジコンで目指す事が出来ます。
しかも、手の届かない夢の舞台ではなく、意外と現実に手が届くかもしれないですよ。
初出場から10年後。3回目のワーチャンともなると、緊張感がw
残念ながら、昨年からは全国大会を含めたイベントがほぼほぼ中止となっていますが、いつかまた開催される時が来ると思いますので、その時を待って頑張りましょう!
この時で、全国を目指す気分を味わえるって、ホントすごいと思います!