ミニッツカップの走り方。
8月の第4日曜日に、スーパーラジコン秋葉原店で、月例デイレースが開催されました。
そのレースに参加していた、スーパーラジコン秋葉原店の若手成長株【はたけっち】が、
『やっと吹っ切れたかな?』
というレポートをアップしていました。
※以下、ブログより抜粋
予選がうまくいかなかった原因は、スタート直後のゴタゴタに毎回巻き込まれていたこと。
実はこれ、MARチャレの時も決勝レースでやらかしており、僕の成績が安定しない要因のひとつになっていました。
落ち込むぼくを見るに見かねたのか、麻婆さんが声をかけてくれました。
そして素晴らしいアドバイスをいただきました。
その後のレースは持ち直し、参加クラス全てでAメインを走行することができました。
特にナローBメイン決勝はCメイン勝ち上がりからの7番グリッドスタートで、レース序盤の混乱をうまく避けることが出来、結果は2位Aメイン勝ち上がり。我ながら会心の走りができました。
僕が課題と感じていた序盤のレース運びについて、詳しくアドバイスをしていただいた麻婆さんには本当に感謝です!!
当日レース参加をしていなかった僕はサポートの一環として、はたけっちに予選終了後、アドバイスをさせていただきました。
実は、はたけっちには今までにも何度かアドバイスをしていたのですが、真面目な性格をしているはたけっちは、僕のアドバイスを真剣な面持ちで緊張しながら聞いてくれます。
その雰囲気に、
麻婆『う~~ん、なんだか説教してるみたいだけど、大丈夫かなぁ、、、(汗)』
と不安に感じていました。
僕自身自覚があるのですが、若干説教癖があるので、おせっかいになってないかなーと思いつつ、ついつい長話をしてしまいました。
※チャンプ秋葉原店前2時間説教事件という出来事も過去に、、、
ところが、その直後に行われた、ナローツーリングクラスCメインを無難に勝ち上がったあたりから、はたけっちの表情がだんだん明るくなっていきます。
僕がはたけっちにアドバイスしている様子を横目で見ていた、小学生ドライバーのたくむくんも、興味津々な様子。
レポートにも書いてありましたが、この後プロダクションクラスBメインと、ナローツーリングクラス決勝Bメインも7番手スタートから2位でゴールし、Aメインへ勝ち上がり、参加カテゴリ全てでAメインに進出することができました。
で!ここからが本題。
僕がはたけっちに、どんなアドバイスをしたか気になりませんか?
といっても、実際のところ、大したアドバイスはしていません。
『速くなるためのアドバイス』、ではなく、『自分の持ってる実力をレースでどのように活かすか』というアドバイスをしました。
参考文献がこちら
※民明書房刊 『かつやの抜き所、仕掛けどころ。』
前のマシンを抜こうと、無理な走りをするのではなく、前のマシンについていきながら、ミスったら抜く。
その際に、前のマシンに巻き込まれないようにすること。
もし前のマシンがミスらずにそのままゴールしてしまったとしても、失敗だと思わず、たまたまそういう日だったと思えばいい。
無理な走りをして、自分のミスでレースを壊してしまったら、そのレースに悔いや後悔が残る。
というような内容を、いろいろな事例を踏まえながら説明しました。
本来は、次回以降のレースに参加する時の予選の走り方としてアドバイスをしたつもりだったのですが、たまたまその日の決勝レースで結果につながったということです。
RYOさんも言っていたように、『ラジコンはメンタルのスポーツ』です。
ベストラップを速くするのは、ひたすら走り込めば速くなることができますが、レースで結果を残す場合は、レースの組み立てを含めたメンタルの部分が必要になってきます。
そのへんのノウハウを持ってるのが、かっちゃんいわく、
『にっくきファイナリストども』
というわけです。
せっかくサーキットでファイナリストと交流する機会があるのですから、是非是非そのへんのノウハウも、貪欲に聞き出しちゃいましょう!