朝は来る 詩の章 by asawakuru -3ページ目

朝は来る 詩の章 by asawakuru

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空ってこんなに高かったんだな


今日はいい天気で気持ちいい



耳を思いっきり引っ張られて


何故か膝枕されてる



せっかく現実逃避してたのに


迷惑だな


どうしたものかと目の前の


ただされるままに公園を眺めてる


なんか小学生に指さされてるし


恥ずかしいな



けど柔らかくてなんかいい香りに


動こうとしても体が動こうとしない



優しく髪を撫でながら


彼とは何にも無いから心配しないで


なんて囁いてくる



アイツはデートだっていつもはしゃいで


次の日はウンザリするほど惚気を


聞いてたんだけど



いつも相談になってもらってただけ


それ以上何にもないよ



ふーん 相談は解決した?



まあ解決したのかな


こうして一緒にいるし


彼すごい怒ってたよ 馬鹿みたいだって


だから思いっきり惚気話をしてやったって


その時の反応が面白いって言ってたよ



あの野郎と思って体を起こうとしたら


けど思いっきり押さえられて


動けなくて困った 力強いね


そして また


優しく髪を撫でられるまま



なんか見上げるの嫌だな


どんな顔して見られてるのだろうか


このまま寝てしまえば


この夢は終わるのだろうかと


ぼんやり考えた