逆視点
あの時、見つめるあなたに、
気づけなかった。
presented by Rui
あの頃 あの時
そばにいたのに
見えていなかったもの
あなたの視線も
あなたの優しさも
わたしは気づかないまま
通り過ぎてしまった
一緒にいる時間が
当たり前だった日常だった
何も感じず
何も深く考えずに
ただ笑っていた
少し引いたあの距離が
壊れないためのものだったなんて
人伝に聞いて
あの時のわたしは
知らなかった
分からなかった
今になって思い出す
あの時の
あなたの優しい目
あれは、わたしを見ていた
視線だったんだ
もしあの時、気づけていたら
あの頃のわたしは、
どうしたのだろうか
伝えなかったことに
後悔することもあるし、
あの距離だからこそ
守られていた時間もある。
近づけば壊れてしまうものもあるから、
あのままでよかったと、
自分に言い聞かせることもある。
それでも、ほんの少しだけ。
気づいてほしかった、
という気持ちは消えない。
あの時、
あなたが見てくれていた視線に、
もし気づけていたなら――
何かは変わっていたのかな、と
ふと考える時があります。
でもきっと、あの頃のままで
いたからこそ、
残っているものもある。
あなたは、
誰かの想いに気づけなかった
ことがありますか?
花粉にいいみたいです




