朝は来る 言の葉 presented by asawakuru -2ページ目

朝は来る 言の葉 presented by asawakuru

男の目線で恋愛の詩を綴っています。出逢いと別れ、幸せや切なさ――心の揺れを言葉に託して。2010年から歩んできた軌跡をここに。

逆視点

あの時、見つめるあなたに、

気づけなかった。


presented by Rui





あの頃 あの時

そばにいたのに

見えていなかったもの


あなたの視線も

あなたの優しさも

わたしは気づかないまま

通り過ぎてしまった


一緒にいる時間が

当たり前だった日常だった


何も感じず

何も深く考えずに

ただ笑っていた


少し引いたあの距離が

壊れないためのものだったなんて

人伝に聞いて

あの時のわたしは

知らなかった

分からなかった


今になって思い出す

あの時の

あなたの優しい目

あれは、わたしを見ていた

視線だったんだ


もしあの時、気づけていたら

あの頃のわたしは、

どうしたのだろうか




伝えなかったことに

後悔することもあるし、
あの距離だからこそ

守られていた時間もある。


近づけば壊れてしまうものもあるから、
あのままでよかったと、

自分に言い聞かせることもある。


それでも、ほんの少しだけ。
気づいてほしかった、

という気持ちは消えない。


あの時、

あなたが見てくれていた視線に、
もし気づけていたなら――


何かは変わっていたのかな、と
ふと考える時があります。


でもきっと、あの頃のままで

いたからこそ、
残っているものもある。


あなたは、

誰かの想いに気づけなかった

ことがありますか?






花粉にいいみたいです