喉まで出かかった言葉を、
今も胸の奥で抱えたまま生きている。
presented by asawakuru
その言葉は喉まで
出かかっていた
勇気を出して
言葉にすれば
きっと
楽になれたはず
たった一言で
今の関係が
壊れてしまいそうで
ボクは
その言葉を飲み込んだ
恐れだったのか
臆病だったのか
それとも
本心が
言葉になることを
拒んだのか
ただ
言葉にしなかった後悔だけが
喉の奥で
重りのように残り
本当の心を
押し潰そうとする
あの沈黙は
正しかったのか
それとも
ただの
わがままだったのか
今もなお
その答えは
喉の奥に
引っかかったまま
ボクは
身動きが取れないでいる
答えはまだ、胸の奥で揺れている
言えなかった言葉は、
時間が経てば消えると思っていました。
でも実際は、
言葉にしなかった“事実”だけが
あとから静かに残り続けます。
あなたにも、
喉まで出かかって
飲み込んでしまった言葉は
ありますか?





