ピザを食べにイタリアへ行きたい!のなら |   Hilole Lani

  Hilole Lani

 
   糸を紡ぎ、布を編むように一人ひとりが好きな世界を創っていき、
   それぞれの世界が出会いによって重なり、共に経験していくことで
   さらに美しい世界が広がっていきますように☆




東京ステーションギャラリーで開催されている
ジャン=ミッシェル・フォロン展へ行ってきました。






彼のことを知っていたわけではないのですが、
作品を見たことあるような気がしたんです。

いつ、どんな場面で見たとかは
全く覚えていないんですけどねw


そして、展示品を見ても
知ってる作品はなかった…(笑)。


でも知ってる。そんな感じです。





でね、この企画を知ったのはつい最近で
「あ、行きたいな~」と思ったのですが


暑いしな〜
東京駅まで行くの遠いしな~
人多いし面倒だな~

早く出ても帰りは絶対に暑いしな〜

…と、色々言い訳が出てくるわけですよ(笑)




最近は本当に出かけなくなったので
ちょっと遠出になるだけで
面倒くさいと思ってしまうw



いかんせん、この暑さですしね。
ゲリラ雷雨とかも考えるとますます億劫になる。






私は前から
「ピザを食べにイタリアへ行く」くらいの
フットワークの軽さに憧れがありまして、
なんというか、こういう馬鹿げた感じが好きなんですよね。



一見無駄に思えるようなもの、
「海を見にオーストラリアへ行く」とか。


美味しいピザなんて日本にはたくさんあるし、
海もキレイなところたくさんあります。



それを知ったうえで
サクッとできる軽さみたいなのに憧れます。




せっかくイタリア行くのにピザだけ!?

ピサの斜塔とか青の洞窟とか
見どころたくさんまわろうよ!


この「せっかく」が重くするんです。





今回も「せっかく東京駅に行くのなら
あのカフェで食事して、あのショップへ行って…」と、言い訳とともによぎりました。




いやいやいやいや…違う、違うのよ!!




「ピザを食べにイタリアへ行く」ことに憧れているのなら

「フォロン展を見に東京駅へ行く」だけでいい。




これだけ!





他に何もくっつけない!



言い訳も余計な願いもいらない。




くっつけるから重くなる。

重くなって文字どおり動けなくなる。




それ、やめよう。






気づけたなら、あとは簡単!




サクッと行ってきましたよ。




本当に、東京駅では
フォロン展だけで他に立ち寄らず。


途中下車して馴染みのカフェでひと息。





東京駅周辺でカフェを探そうとしていたら
たぶん人の多さとか
慣れない賑やかさに疲れていたと思う。



これが一番心地よかった。



以前、美術館に行ったときも思ったけど



余計なことはしないに限る。


元を取ろう
せっかくだから
コスパよく!
タイパよく!
効率よく!


こういうのが本当に余計。


結局心身ともに疲れて効率悪い(笑)




「ピザを食べにイタリアへ行く」ことに憧れているのなら
身近なところでも
サクッとそれをやるのみ!!