私の名前は「えみ」といいます。
漢字で「衣美」と書きます。
「えみ」の変換では絶対に出てきません(笑)
そして、初対面の方には「なんて読むの?」と必ず聞かれます。
祖母がお寺さん(たぶん住職さん?)に
伺いながら決めたそうで、
以前、他の候補の名前をメモしたものを
見せてもらったことがあります。
(紀子とかあった気がする…)
由来は
「衣服に困らないように」です。
「衣食住」の「衣」に困らないなら、
「食」にも「住」にも困らないから
…とのことでした。
そうして名付けられ何十年…(笑)。
ありがたいことに衣服には困っていません。
食にも住まいにも困っていません。
そう、困ってないんですよ。
でも「困ってない」っておかしくないか?
困ってないけど……。
………。(←言葉にならないこの部分)
なんだかモヤモヤ。
「……」に続くのは「なんか違う」。
「困る」に焦点を当てているので
結局「困る」がつきまとう。
すぐに困っていなくても
「困るかも」という不安がつきまとう。
でも、私の名前に「困」は入ってない。
「衣」のほかに入っているのは「美」です。
それなら、そのまま生きてみよう。
「衣」が「美」しくありますように。
「衣服が美しくありますように」
これならば
「食」も「住」も美しくあることになる。
変に謙虚な言い回しにしなくていいのだ。
名前に「衣」とついているけど
ファッションには疎いです。
服はけっこうくたびれるまで着ます。
だいぶ無頓着です。
「着られればいい」みたいなところがあるので
そこはちょっと意識してみよう。
流行りのファッションとか
服を買い込むとかではなく、
もうちょっと身なりを美しくすることに
意識を向けてみよう。
せっかく「衣美」って名前がついてるんだから。