もっとキレイな紫色に写るといいんだけど…。
近所の桐の花です。
道からは遠いので
写真撮ろうとすると
なかなか難しい。
毎年この時期に
紫色のキレイな花を咲かせます。
毎年「なんの花だろう?」と
疑問に思っていましたが
特に調べようとせずそのまま
また次の年を迎えていました。
そんななか
2年前、道脇ににょきっと出ている
紫色の花を発見。
細い枝にキレイな紫色の花をつけていました。
「コレコレ!!コレだー!!」と思い写真撮影。
あの木はこの花だったんだ!
勢いがついたのでそのまま検索!!
調べたら桐の花だとわかりました。
長年なんとなく抱えていた謎が解けた瞬間でした。
普段の生活にはとくに差し支えないし、
そのときは「なんだろう?」と思っても
大抵はそのまま。
身近なものほど放ったらかしにしているかもしれません。
「そういえば、こんなこと思ってたっけ」
毎回、そのときになってから気づく。
そして特に何もしない。
身近なものほど…
これは自分に対してが一番大きいかもしれません。
自分の気持ちを放ったらかしにする。
違和感があってもそのままにする。
「なんだろうな~」と思いつつも
目の前の忙しさに精一杯で
立ち止まることができない。
もしかしたら、
立ち止まることが怖いのかもしれません。
ちょっと立ち止まると
ちゃんと見える景色がある。
じっくり確かめることができる。
そしてまた世界が広がっていく。
私たちの世界は身近なところから
簡単に広がっていくのかもしれません。