娘が亡くなってから、今生きている世界の感じ方、考え方がガラッと変わった気がします。
通勤途中に見る空が雲ひとつない青空だと、娘がよく見える気がして嬉しい気持ちと、お空にいってしまったことを実感して悲しくなります。
今日は駅で笛を吹いている人がいて、結婚式とかでよく使われるメロディーで、その音色で思わず心を打たれて涙が出ました。なんと言ったらいい気分なんでしょうね。
青空や雲がちらちらある空だったり、虹、近所のお花一つとっても、とても綺麗だと心を打たれてしまいます。
心が弱っているせいか、自然の癒やしを求めているのでしょうか。。自分はいったいどうなってしまうんだろうか。
今までは道端の咲いている花なんて眺めることなく、ここにこんな綺麗な花が咲いていると知らずに枯れてしまっていたかと思います。
薄っぺらい言葉なのですが、本当に娘が亡くなって、命の尊さや大切さを感じる毎日です。
ふとした瞬間に娘を思い出すと涙が溢れてくる現象は変わらずです。
時が解決してくれる問題ではないと思いました。そして周りの人が娘の話をタブーにしてしまうこともまた辛いことだと最近は感じています。