短歌→金持ち苦労よけ



コネ使い

楽に就職

迷わずに

ちょっとブルーは

親が解決




子が悩まぬよう

金の力で

エスカレーター式

若しくは

ふんだんに教育費かけ

コネでも何でも

あるもの使い

悪いようにしない

喧嘩する余地はない


ただ


それが


人生と言えるのか

自分で

人生を

切り開いたと言えるのか


人生の醍醐味とは何ですか


と聴かれ



村の主のような

白ひげの爺さんを

唸らせるようなことを

言えるだろうか


長い人生の局面で


人間力を試される時が来る


金も

名誉も

地位も

役に立たぬ


親の力も


切り抜けられるか

丸裸の

自分が