若い頃に話し方の聞き方の研究
4年間住み込みで
ということをやっておりました
土日に一般の受講生向けに
話力講座というの
土曜日
日曜日
15時間ということでね
講義とともに
三分間スピーチ
二日間で5回

受講生の皆さん20人前後
その方のお話をお聞きして
良いとこ三つ
悪いとこ一つ
言うわけです
ある日同業者が来ました
私は教育実習生で
チーフ、助手の先生が
立派にスピーチしてちょうだい
ということですね
最初のスタートの
私の話ぶりで
ここの研究所の
品質って言うんですか
程度がわかるんで
普通にこなしました
そういう逆境に強いですからね
そもそもねどうして
逆境に強くなったかって言うと


高校時代に
放送部で
私たちの学校は
もともと2番手だったんです
一番手の女子高の皆様方が
最前列に並びまして
3分間の朗読をしますと
皆がメモするんですよ
一斉にシャカシャカと
ペンを走らせる
脇目も触れず
何かに
取り憑かれているかのごとく
一斉に
あんた達
そんなにメモことある
私まだ〇〇高等学校
3番
asaちゃんと言っただけで
そんなに
みんなで一斉に
ペンを走らせることあるかえ
無駄で
そんなことしたって
私、肝が据わってるから
ビビったりせんで
それであんたここに来るまで
半年も練習したんやけん
聞いてくれんかえ~~〜
と心で対話をしておりました
そういう
恐ろしい経験を致しますと
少々同業者が
話し方を聞きに来たところで
ビクともしないんです

前にも言いましたが
親戚の伯母が
気性が激しい
強い
口が達者
うちは話し方聞き方の勉強


しなくても話はできる
知事さんにだって

素人の方っていうのは
簡単に考えている
例えば知事さんの話ですけど
言えばいいってもんじゃない
知事さんが
市民の気持ちを汲んでくださって
実際に行政に生かしてくださる
そこまでして
話の効果があったということですね

私が一番悲しいのは
友達が聞いてくれる時に
読んだよ
この話してんのに
一緒に勉強したやん聞いてよ
話を
その話を勉強した人の事を
皆さんはいいんですよ
勉強なさってないわけだから
聞いちょくれ
同じように勉強した人には
特にそう思う