年をとってからの環境は
お金で買うという話


偉い人が何か不都合なことがあると
病院に逃げ込む

入院をする
治療中という手もあるようです

普通に入院しても
差額ベッド代
保険適用外それをかけたくなければ
四人部屋
六人部屋
というところで我慢する

お金はかからない
プライバシーはない

差額ベッド代を払って
1万円ほどの個室に入ったとしても
壁が薄かったら
夜中認知症のおばあさん
一晩中叫び続けている
その声は聞こえる

asaごめんね
昨夜うるさかったでしょう
今日はねお薬飲んでいただから大丈夫よ
あのね昨日も飲んでいただいたのよ
でも効かなかったのよ
今日は大丈夫だか

らやっぱり声は聞こえました


死ぬか生きるかの病気をしていて
睡眠をとって
体力をつけなければいけないところを
二晩一睡もできなかったら
体にダメージです

個室にいてもそんなもんですよ

25000円とかもっとお金払って
特別個室に入ればいいじゃない

そうすると
食器もプラスチックじゃなくて
陶器らしいですよ

広々として
快適な住空間に早変わり


そうか

私たちが若い頃必死に働いて
小銭を稼ぎそれを貯めていくのは
晩年いろんな自由が奪われて
寂しい自分になった時に
金の力に物を言わせて
快適空間を手にするためなのか

これは病院だけではありません

高齢者施設も同じ事

特別養護老人ホームに入るのか
グループホームに入るのか
はたまた
高級老人ホームに入居して
ご利用者様と呼ばれるのか

それは全て

自分のそれまでの歩いてきた道
財力にかかっている

一番大事なこと

この方、体は少し
ご不自由になったけれど


ずっと生きていて欲しい
自分たちに笑顔と
影響を
与え続けてほしい

そんなふうに
傍に思われることじゃないでしょうか


そういう
人格者になることができれば

お金は関係ない