小林幸子さん「おもいで酒」3番
お届けいたしました

これは男の人と別れた女の人が一人でお酒を飲みながら別れた男のことを思い出しているというシチュエーションですね

でポップスと違うのは

例えば別れた話でポップスの場合はイルミネーションとか
街並み
そういうものかこの男と歩いたそういう風景が浮かんでくると思うんです

それに対して

演歌の場合は彼と一緒に歩いた街並みもさることながら

酉の市に言ったよね

その時に売ってくれたお兄さんの出で立ち

お兄さんの声

いつまでも仲良くしなよ

とかけてくれた言葉それな彷彿とさせる彷彿とする


演歌はそこじゃないですかね

人が見えてくる

その人が歌詞の中に描いていないのに鮮やかに浮かび上がってくる想像をさせてくれる

行間を読む

ここぞとばかりにはわーーって歌詞を羅列する歌とは違って

出だしで持って行かれますよね心をね

そういうことじゃないですかね

そこから人の心を慮るという練習を
昭和の方はたくさん積まれたんですよ

で中高年の軽さは
それがないこと