以下はスポーツ報知から↓

◆JERA セ・リーグ 巨人3ー2広島(30日・東京ドーム)

 巨人が接戦を制して首位・広島との3連戦を2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を再び3・5とし、3位に浮上した。

 前回23日の先発予定を腰痛で回避した菅野智之投手が、小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発し、6回途中まで投げ6安打1失点で6勝目(1敗)を挙げた。打線は1回に誕生日の岡本和真内野手の適時打などで3点を先取し、救援陣が踏ん張った。右肩違和感で2軍で調整していた大勢は9回に復帰登板し、満塁のピンチを迎えたが、約2か月ぶりのセーブを挙げた。西武からトレードで移籍した若林楽人外野手は初のスタメン起用で初ヒットで初打点を挙げるなど2安打の活躍をみせた。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―初回4連打で3得点

「そうですね。3点取れたのはすごく大きかったですね」

―岡本和がタイムリー

「そうですね。追い込まれてコンパクトに打ってくれたので。なんかあれがいいきっかけになればいいかなと思いますし、振り回さなくてもああやってコンタクトすれば、すごい打球がいくのでね。そこを何かつかんでくれたらいいかなと思います」

―若林初スタメンでタイムリー

「そうですね。あまり対戦がない投手だったと思うんですけど、素晴らしかったですね」

―投手陣では中川と大勢が復帰。まずは中川

「緊張もあったでしょうし、あの1失点でなんとか食い止めたんで、次はもっといい投球をしてくれると思います」

―大勢が踏ん張った。全球ストレート

「そうですね。もう、やるかやられるかの勝負だったと思いますし、そこで抑えてくれたので、ナイスピッチングでした」―今後、2人の起用は

「もちろんね、バルドナードも前半戦で頑張ってくれましたし、勝ちパターンは変えるつもりはないですけど。連投したら上がりの日を作っているので、そこでまた色々シャッフルして投げてもらおうかなと思いますね」

―菅野は

「うん、しっかりゲームは作ってくれたので。ナイスピッチングじゃないですかね」

―途中、審判団が混乱

「そうですね(笑い)。こっち側がちょっとビックリしてしまって…あれ、そうだったっけな、みたいな(笑い)。いや、できるよな…いや、ダメって言われちゃったんだよなっていう状況でしたので。けど、審判の方も人間ですから、たまには間違えもありますよ。だけど間違いを認めてね、しっかりすみませんという事も試合中に仰ってくれたので」

―船迫の時もあったんですか

「そうですね、はい(笑い)。あれも投手交代できるんですけど、投球練習して、向こうが代打を告げられていたので、代えられるんです。けど、いったらダメですって言われちゃって(笑い)。え…ってなって。これ、前もやったことあるよなと思いながら…そしたら『代打を告げられていたので大丈夫です』って急に訂正していただいたので」

―岡本和をそのまま4番で使った

「考えて、1杯飲んで寝たんだけど、翌朝やっぱり4番だなと思って(笑い)」

―新聞読んで刺激を受けた

「あれくらいじゃ刺激にならないでしょ(笑い)」

―スイングなど修正箇所を伝えた?

「いや、していないです」

ー若林と試合前に話していた。効果あったんじゃ…

「いや、ないでしょ。彼はちょっと動物的なところがあるので。ポテンシャルは素晴らしいのでね。どんどんチャンスをあげたいと思います」―大事な3連戦だった

「そうですね。まずは勝ち越せたということはすごく大きいですし、ターニングポイントだとか言う人もいるんですけど、全部がターニングポイントだと思っているのでね。また来週…今度からちょっと変則になるのかな。火、水と2連戦をどう戦うのかをしっかり考えていきたいと思います」