エモやん、口絶好調!以下はサンスポから↓

(日本生命セ・パ交流戦、巨人18―2ロッテ、1回戦、巨人1勝、4日、東京D)この1週間、他チームのカードを解説していたので、気付かなかった。記憶にないほどのゲームを見せつけられたら、巨人は強くなったなあ…と思うしかないだろうね。

明らかに打線が上向いている。合間にロッテの左翼・ポランコの〝アシスト〟があったにせよ、長打攻勢ではなく、シングルヒットのつるべ打ちというのが、状態を物語る。ボール球を振るバッターがいなかったんだ。

何度も指摘した。巨人では打順や役割にかかわらず、ぶりぶり振り回すシーンが目についた。それも、カウントを追い込まれたわけでもないのに、軸足の膝を折ってまでして、アウトローを追いかける。結果、ボール球に手を出す。そんなスタイルとも決別か。チャンスに弱いタイプも、影を潜めているしね。

きっかけは、ヘルナンデスの加入だと思う。むちゃ振りはせず、あくまでコンパクトに。イロハのイを思い出させてくれる。カンフル剤となる存在がついに出現したよ。

ただ、これだけは付け加えておく。前日4日付の週刊エモトで「水の使いみち」をテーマにしたことだし…。わかるよね。

「打線は水もの」。くれぐれも過信しないように。(サンケイスポーツ専属評論家)