昨日は、ブルージャイアント、という映画を見ていた。
高校上がりのジャズ好きのサックス吹きが仲間を見つけてジャズをする話。
ネタバレがあるから、ここから先は気をつけて。見たい人は映画見てから続き見てね。
まずね、私が音楽経験者だから、ちょっと冷めた感情があるのは間違いないかも。でも、それ抜きにしても、なんかなぁってところが多い映画だった。勧めるかと聞かれたら、勧めない、を選ぶと思う。
1つ目は映像、なんか、演奏のところ、3D?CG?みたいなのが使われてる。いきなり。だから、違和感しかない。そこが見どころのはずなのに。
いや、分からんよ?そっちの方が金と手間がかかるのかもしれん、でも、だとしたら、手間のかけ方間違ってる。せっかくの音を邪魔してるなぁ〜、集中できんなぁ〜ってなる。
2つ目は話の流れ。私はすすめられてみたから前情報無くて、これに原作があるって事知らなかった。途中違和感ありまくりで、これ、原作ある?と思って調べたらあって、ああやっぱり、という感じ。
なんかなぁ〜、、映画だけ見てたら主人公がすんげぇ薄っぺらい人間というか、サイコパスに見えちゃう。
なんでジャズなの?って質問に対して、ジャズは熱い!激しい!って言われて、主人公の仲間は、ほわぁ、っとするけど、あたしらは、 、、、?? だよ。
その背景が知りたいわけ。どうしてハマったのか。の部分がちょっとでも。きっかけを知りたい。じゃないと、その言葉の重みというか、含みがさっぱりわからん、厚みがない。
なんでテナーなの?って質問に対しても、分からずじまい。終始置いてけぼり食らってる感じ。
この辺、原作では深く掘られてるのかも分からないから、なんとも言えないんだけど、この辺をまるっと端折ってたとしたら、なんのために映像でやってんのー!!!ってなる。
3つ目は、これはただ単に気になることなんだけどさ、なんか、ちょこちょこ挟まるインタビューシーン、なんでどうしてわからんなぁーって感じ。次に続ける感じの意味合いならまぁ。なんか。これに時間を使うならもっと3人の背景を掘って欲しかった、、。
既視感あるなぁと思ってたら、推しの子や。あれもなんか、インタビューから入ってなかった??あんなことになるなんて、、、みたいなのを見た気がする。ただ単に、見る人の気を引くためだったんかーってなる。なんだろ、そこをなんかに繋げて欲しいというか。それだけで終わって欲しくないというか、これはあたしの思想か。なんかもやもやするんよな〜。
と、色々書きましたが、あたし一個人の感想にしか過ぎないことを心に留めといて。
刺さる人には刺さる映画だろうし、あたしには気に合わんかったってだけで。
ということで!