BUMP OF CHICKEN
NEW ALBUM『RAY』

光を紡ぎだし生み出した楽曲と真摯に向き合い積み重ねた大切なそれらを束ね、自然な流れに委ねた結果完成された『RAY』
光を見つけるための壮大な旅への幕開けを予感させる“WILL”から始まる14篇。
この中に存在するひとつひとつの楽曲は『RAY』の欠片。
それらがひとつになった時、その光は私たちリスナーそれぞれに照準を合わせ強い光線を放つ。
そして光が当たればその後ろに影ができる。
その影=闇を否定するのではなく“対”として互いを寄り添わせ、さらなる光を輝かせる。
これまで以上に近くで、傍で見守ってくれるような歌はやはり光を帯びていて、とても温かいです。
それは自分という存在を肯定してくれるように、寄り添って包み込んでくれる。
しかし、今までよりもその感情はソリッドに。
その想いの強さが今作が放つ強い光に表れていますね。
詞の中からいくつものキーワードが浮かび上がり、そこから感じるのはやはり人と人との繋がり。
そこから生まれる孤独も重要なキーワードのひとつ。
それは周りに大切な人たちがいるからこそ、その人たちと繋がりたいと願っているからこそ感じる想いなんですよね。
人との繋がりを光だとすれば、孤独もその裏に存在する闇の部分ですね。
人と人が出会い、そして出会いがあれば当然別れもある。
この“別れ”というキーワードは特に印象的に聞こえてきて、生きていく上で切り離せないテーマだということ。
藤くんの歌がどこか切なさを纏うのはそれを受け止め、絶えず歌い続けているからなのかも知れません。
そして自分自身の感情との向き合い方。
それもまた人と繋がる上で大切ですね。
そしてサウンド面でも変化がみられて、特に“ray”はたくさんのリスナーたちを驚かせたのではないかと思います。
シンセが際立つサウンドに、四つ打ちのリズム。
ポップサウンドを深化させることによって、彼らの音楽をより身近なものへ。
ベストアルバムを経て得た新たなリスナーたちにも、ストレートに響くだろう楽曲で、本当に良い曲です。
BUMP OF CHICKENが放つ光は私にとって本当に憧れで、届かなくてもこの先その光を追い続けることが出来ればそれだけで幸せです。
聴く人の数だけ物語が存在する。
そんなBUMP OF CHICKENの楽曲たちを本当に愛しいと思います!
このアルバムを引っ提げての“WILLPOLIS 2014”のツアーファイナル東京ドーム公演…
どうか当たりますように!