ウォッカベースのカクテル ま・や行 | 今宵のバー?

今宵のバー?

バーは人と人が出会い、人と酒が出会い、酒と酒が出会う場所。今宵のバーに迷ったら、参考にしていただけると嬉しいです!

MUDSLIDE マッド・スライド

ウォッカ 45ml ベイリーズ・アイリッシュクリーム 45ml カルーア 45ml バニラアイスクリーム 1スクープ

材料とクラッシュド・アイスをブレンダーで撹拌する。チョコレートシロップで模様を描いたハリケーングラスに注ぐ。

(甘口のデザートカクテル。ウォッカ、カルーア、ドランブイを各1/3というレシピもある。上記は、アメリカンレストラン&バー「TGIフライデーズ」のレシピ。ボリューム満点!)

 

 

MOSCOW MULE モスコー・ミュール

ウォッカ 45ml ライム・ジュース 15ml ジンジャービア(またはジンジャーエール) 適量

氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。ライムを飾る。 

(1940年代、ハリウッドのサンセット大通りに面したレストラン「コックンブル」で、オーナーバーテンダーのジャック・モーガンがジンジャー・ビアを広めようと考案。スミノフ・ウォッカの製造元であるヒューブライン社のジャック・マーチンと、銅製マグの製造に携わる友人が組んで売り出したといわれる。そのため、オリジナルはスミノフ・ウォッカにジンジャー・ビア、銅製マグで作るもの。現在は辛口のジンジャー・エールで作るところが多い。生姜をすりおろしたものを入れたり、ミントを飾ったり、シェイクで作るところもある)

 

 

YUKIGUNI 雪国

ウォッカ 45ml ホワイト・キュラソー 8ml コーディアル・ライム 1tsp

材料をシェイクして、シュガー・リムしたカクテル・グラスに注ぐ。グリーン・チェリーを沈める。

(1959年、寿屋(現サントリー)主催「第1回ホーム・カクテル・コンクール」でグランプリを受賞した作品。作者は山形県酒田市の「ケルン」を営む井山計一さん。カクテルブックなどではウォッカ 45ml ホワイトキュラソー 15ml ライム・ジュース 2tspというレシピを見かけるが、上記レシピは実際にお店へ伺って聞いたときのもの。スタンダードカクテルは、もともと誰かが作ったオリジナルカクテル。そのオリジナルも時代を経て変化していく。2019年には、井山さんのドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』が上映(http://yuki-guni.jp/)。筆者もアドバイザーとして協力させて頂きました)