ステージ1〜4で規程の学びは終了した。

 
そして、最後の最終ステージ。。。
 
 
このステージは、ひたすら、
実践的にお客さんに接して、
カットするステージ。
 
 
一応は、
毎日テストとしてジャッジすると言われるが、
いつもの通りカットをすれば良い。
 
 
ここのステージでの
ベストスチューデントに選ばれた人は、
ベストヘアドレッサーと呼ばれる。
 
 
 
ぼくは、ここで習った事柄や観察力、
スタイルを創り上げる中で知った喜び、
創り上げたいように創り上げられた時の
感動だけを頼りの基準として、
生きる為のバイブルとしてやっていく事になった。
 
 
本当に楽しく、大変で、
一生に残る思い出となった。
 
 
サッスーンの独特のハイエンドな空気感が、懐かしい。
 
 
人は技術を学ぶ時、
その教えてくれる人を神がかり的に信じ、
学ぶことが大切と思う。
なぜなら、技術が本当に身につき、
技術をコントロールできるようになった時、
自分の判断が発動し始める。
そうなった時、
初めて自分のティストというものが育ち始め、
師から技術のコアを継承しながら独立した技術者となれる。
 
だから、
師をよく選ぶべきだと思う。
 
 
ぼくは、美容に遅く入り、
師を選べるような状況にはなれなかった事で、
明確に良いとされる所で師を持つ形になった事は、
ラッキーだったかもしれない。
 
 
ところが、
選んだ場所が日本ではない事から、
その後、日本に戻ってから、
それはそれで不便をまねくことになる。
 
 
 
そうした話は、順を追ってお話しましょう。
 
 
とりあえず、
ザッとロンドンの美容学校時代の話を書いた。
 
 
そして、卒業時、
ディプロマを5枚全て手に入れ卒業できた。
 
試験を落とすと、貰えないディプロマもある。
学校を卒業しましたとする全ての生徒が貰える確定のディプロマは1枚。
後は試験次第でプラス4枚。
 
 
何はともあれ、
日本で比較的無気力でマイペースだった俺にしては、
上出来の結果となった。
 
 
その頃のサッスーンのカリスマスタイリストと
仕事をするレベルのメイクアップアーティストの1人に、
イタリア人グラオカ・ロッシ女史という方がいまして、
この方が小さくメイクアップの学校を開いていた。
 
 
この学校に、念願のメイクアップを習いに行くわけです。
 
 
メイクアップをやる!
と言い始め、
その為に遠回りするかのように、
日本の美容学校に行き、
サロンに1年働き、
国家試験をとり、
時間をおきやっとイギリスに向かう、
サッスーンでカットを習いに行き、
卒業まで、、
 
約5年過ぎていた。
 
 
やっとメイクアップを学ぶことができる。
 
待ち時間としては、
膨大すぎるほどに感じていたが、
無理だと言われながらも、ここまできた。
 
 
 
そんな思いで、グラオカ・ロッシメイクアップスクールに通い始めるのでした。
 
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美容業との出会い

イギリスに渡る~ヴィダルサスーンの美容学校