Asaの気まぐれビーチコーミング日記

Asaの気まぐれビーチコーミング日記

ビーチコーミング初心者(2017/2/12~)のAsaが主に勝浦・館山・南房総の海を歩いて得たお宝や採集記を適当に(?)綴る簡素な日記です。その他、昆虫や熱帯魚、釣り、天体観測なども。どうぞよろしく(^^)
In Order To See "them", We Walk Along the Beach Today

こんにちはー
Asaです(^^)

昨日、台風明けにビーチコーミングへ出かけた時に拾った逸品... 浜では和名すら分からなかったのですが、ベニフデでもイワカワフデでもない、漂う珍品のオーラ。美品であることも重々伝わり、ポイせず拾ってきました。採集直後にツイッタァに載せたところ数名の方から早速ご指摘を頂き、最初はタカラガイメインの記事に混ぜてコーナーを作ろうかと思いましたが、折角なので別途で記事を作ることにしました。

Neocancilla takiisaoi (Kuroda in Kuroda et Sakurai,1959)

タキフデ
Collect data : JAPAN, Chiba Pref., Boso Pen., Tateyama City, Mera, Mera Beach. 14 x 2019 Y.Asa leg. (beach collected)

Total length : 43.5mm (top chipped)

殻は細長く、螺頂にかけて入り乱れるオレンジ色の楔模様と白色が良く映えます。他種とは一線を画す特徴です。
※数枚写真を追加しました。

手に取った時、種名は解らずでしたが美しい楔模様がすぐ目に入り、只者ではない感が伝わってきました。と同時に、楔模様と言えばタガヤサンミナシ、ニシキミナシ、ツボイモ等に見られるように南方系の種かなと予想していました。

珍種でありなおかつ房総産となると希少価値はさらに高くなるのでは、とのご指摘を頂きました。分布を見ると紀伊半島以南となっており、Type Localityは八丈島のようです。紀伊半島以南の種は今までの経験からも投棄とは言い難いでしょうし、相場が$100以上の貝なんてまず捨てませんよね^^; 沖縄や和歌山ではポツポツ拾われているようですが、房総では聞いた事がないです。もしかしたらきいこさんが拾っているかも?レア度的には千葉県産と言う点も考慮するとナガイモフデと同等かそれ以上?

水深20m以深の砂地に生息するとのことで、現地では同一環境に生息するカズラガイやリシケイモ、クロハラダカラがゴロゴロ(少々のネタバレ^^;)と言う状況だったのでまとまってその環境にいた物が打ち上げられたのかも知れません。

タキフデの和名は種小名の通り、故瀧庸博士に冠しています。この瀧庸博士とその弟の瀧巖博士は貝類をはじめとした軟体動物の記載を多数手がけた方で、タキエゾイグチ、ダイサンノナガイトカケ、タキハネガイ等、少し調べるだけで多くの種の和名や種小名に名を残している事が分かるように、日本の貝類相の貢献にとても尽力された方のようです。

綺麗な見た目で思わず浜で撮影したりもしました。雨天を照らす艶やかなオレンジと白が本当に魅力的な貝です(^^) そしてこのクオリティのものはなかなか無いかもですね。例えるなら初の採集でクロハラダカラのFDを拾う感覚とも?こんなに綺麗なタキフデに房総で出会う事は二度と無いのかもしれません。

大切に保管するのは勿論のこと、重要な記録として別途記事にさせていただきました。タカラガイメインの採集記事は後ほど〜
見てくださりありがとうございました^_^