今朝もコメダに行きました。昨日今日と、早めに家を出られたのでゆっくりできて嬉しい。


久々に図書館に行き、本を借りて読んでいます。

前回未読のまま返却してしまった、『黒い絵』原田マハ を読んでみました。短編集でしたが、前半で脱落。後半は美術に関する言葉がどんどん出てきて、頭に入らない…新たな苦手ジャンルを見つけてしまいました。

調べたら、著者はニューヨーク近代美術館に勤務経験があるそうです。そして兄は原田宗典と知ってびっくり。高校生の頃何冊か読みました。名前を見たのはおクスリで捕まったとき以来のような気がします。


『アンソーシャルディスタンス』金原ひとみ

こちらも短編集。読んでる途中です。文章が独特で、たたみかけるような感じというか、勢いがあってわくわくします。ほんわかとかまったりとかの正反対。『蛇にピアス』とか初期の作品とは違う個性があります。もちろんストーリーもおもしろい。近年の他の本も読みたくなりました。


あと、冤罪(の可能性がある)事件の本。担当弁護士さんが書いた本です。(何となくですがタイトルは伏せておきます。)未解決事件とか、冤罪とかも興味があってよく読みますが、初めて知った事件。アパートで一人暮らしの女性が深夜に殺害された。容疑者は、部屋に侵入して乱暴したけど、殺害はしていないと言う。殺害についての証拠は全く見つからず、殺害していないという証拠もない。でも乱暴した犯人は、殺人の罪も着せられ無期懲役。殺害したのが別の人物だとしたら、一晩で2回も被害に遭うことがあるのか?という疑問も残る。

真実がわからないままでもやもやします。この事件が他の冤罪事件ほど知られていないのも気になりました。