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中国 花都市 日本料理店 


7月後半から

休息のために皆さんが日本に帰国されている関係上

猛烈にヒマな店に変化してしまいました。

いかがお過ごしでしょうか?

浅野です。

当店の一年目の目標といえば

花都に駐在の皆々様。

花都に出張の皆々様。

に当店の存在を知っていただくことでした。

どうでしょう?

ある程度は達成できたのかな?と自画自賛してますケド笑

さてはて

二年目の今季は。。。

新たに中国人用のメニューを加えます。

寿司 刺身です。

しかしながら

当店では基本的にこちらのメニューは日本人のお客様には提供いたしません。

英語と中国語のみのメニューになっています。

何故かと理由を聞かれて

こんなこと言っていいのかわかりませんが

僕が美味しいと思えないものを商品として出すことに抵抗があるからです。

例をだすと

鮪とか。

広州にも日本から来た冷凍インドマグロがあります。

しかしながら異様に仕入れ値が高くて

当店ではなかなかお出しすることは叶いません

広州でも中トロ刺とかお出ししている日本料理店がありますが

解凍してない鮪を

オーダーが入ってから

水道水で溶かす。

そして、不味くしてしまう。

という訳の分からない状態になってしまいます。

トロは脂が豊富なので

通常解凍したら一日後には

ドス黒く変色してしまうのです。

ちなみに

正しく

解凍するには冷蔵庫で一日かかります。

つまり

何千元も出して買ってきたトロを

皆さんに美味しく食べてもらう為に

解凍という準備をしてしまったら

その日中に全てを売りきらないといけないというわけですね。

利益0でお出ししても

3切れ250元とか280元とか

そんな価格帯になってしまう商品なので

寿司屋さん以外の日本料理店では中々売れません。。。。

すべてのお客様に鮪を食べてもらうよう強要できるわけでもなく

また

外国でナマ物を食べることに不快感を持ってらっしゃる方ももちろんいらっしゃいます。

という事は

刺し身でお出しできない時に

煮物にしたり加工ができるちょっと安めの価格帯の鮪を買ってくるか

もしくは

鮪等はメニューにのせないという事を考えなければいけないわけです。

今までの花のれん日本料理は皆様ご存知のように

オススメできる魚がない限りは

刺し身は置かないというスタンスでやって来ました。

刺し身ないの?というお客様もいれば

焼き鳥屋だけに刺し身がないのがこだわりとしていいね

と言って下さるお客様もいらっしゃいます。

意見は常に賛否があって然るべきだなあと。。。。

ということで

長くなりましたが

海の国で生まれ育った刺し身を知り尽くした日本人が

まぁまぁ納得できる生ものがあるときは

今までどおり 別紙おすすめにて販売していきます。

中国語メニューにのっている刺し身は

花都にたくさんある日本料理店様とほぼ同レベルの商品であり

安全面、鮮度などには最新の注意を払って取り扱っていきますが

個人的には決して提供したいわけでもありません。

本来は、日本人のお客様だけをターゲットにしていきたいという気持ちで頑張ってきましたが

ご飯も食べていかなければならないので。。。涙。

ちょっと中国人客も取り込んでいくために

色々試行錯誤していきたいとおもっています

おわり

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