他のSNSで、1型の方の体験記(現在進行形も含む)をたくさん読んだのですが、やっぱり思春期って難しいんだなぁと感じました。
私も高校生のときにちょっと病み期がありました。以前にも書いたことがありますが。
これについてもう少し話しますね。
誰かの助けになれれば嬉しいです。
私は高校入学時から、1型以外のとある事情に、ものすごく悩まされていました。
それによって、小児科主治医だったY先生に再びお世話になることに

Y先生は児童精神科外来のようなものも担当していて、私は多いときだと週1ペースで通っていました。
その悩みがピークに達したとき、(その頃血糖コントロールをギチギチに頑張ってたこともあり…)血糖測定やインスリン注射、そして1型糖尿病になったこと、もう全てが嫌になりました。
その結果、1日だけですが、インスリンを打つのをやめてしまいました。
でも1日経って「このままだと死ぬかもしれない」と思ったら怖くなって、注射を再開しました。
次のY先生の診察のとき、1日だけインスリンを絶ってしまったことを打ち明けました。
Y先生は私がいつかこうなるかもしれないと以前から心配していたので、少し驚いてはいたけれど、決して怒ったり責めたりすることなく、ただただ優しく心に寄り添ってくれました。
さゆさんはすごいと思うよ。
だってさ、中学生でいきなり「あなた糖尿病です」って言われて、1日4回の注射が始まるんだよ?
血糖値だって何回も測らなきゃいけないし。
それをここまで続けられるって、すごいことだからね。
『神様は乗り越えられる試練しか与えない』ってよく言うけど、ほんとにそうだと思うよ。(この言葉、私はあまり好きではないですが…笑)
僕だったら絶対無理だもん。
「こんなのやってらんねー」ってあっという間に治療放棄しちゃうね(笑)
でもさゆさんなら乗り越えられるって思ったんだろうね。
現にこうやってここまで来れてるじゃん。
僕からしたら頑張りすぎてるくらいだって。
僕がさゆさんに代わってあげることは出来ないけど、ちゃんとサポートはしていくからさ。
だからもう頑張らない!!ね?
この日Y先生に言われたことは、今でも鮮明に覚えています。
おかげで私は1型に関してはここで吹っ切れて、今まで生きています

落ち込んだり悩んだりはしょっちゅうありますが。
なので、私の1型反抗期はわずか1週間くらいですかね笑
反抗期がいつか絶対くるから、とY先生にもN先生(糖内主治医)にも散々脅されて、まあ確かに予想は当たったけれど、あまりにもあっさり終わったので、私は「なんだ、こんなものか」と拍子抜けしてしまいました
そのあとも反抗期が来るかなぁと思っていたけれど、来る気配すらなく。笑
母とN先生と先生方のおかげかな?
でも、自分のこともきちんと認めてあげてますよ。
「私も頑張ったんだな」と思うようにしています。
「思春期の1型のお子さんを持つ親御さんへ」
こういう人もいます
笑
だから安心してください。
こどもは、親が思っているよりずっと強い。
確かに繊細な一面はあるけれど。
もし壁にぶち当たったとしても、こどもを最後まで信じてください。
私の母は、私の血糖コントロールや検査結果に一切口出ししませんでした。
ただ、上手くいかないときは愚痴を聞いてくれました。
愚痴は聞くだけ聞いて、アドバイスとかは何にもありません。
もちろん、私の性格を知り尽くしているからこその、この対応です笑
思春期のお子さんの血糖コントロールなどに対して、一切口を挟むなということではありません。
でも少しくらい、信じて放っておいても大丈夫だと思います。
私の母も、ほんとは口出ししたいこと、いっぱいあったはずです。
でも私を信じて放置してくれたおかげで笑、ここまで頑張ってこれたのだと思っています。
まさに「母は強し」ですね
きっと大丈夫ですよ
皆さんはY先生の言うように、頑張りすぎなくらい頑張っていらっしゃると思います。
だからこそお子さんのことでたくさん悩まれるのでしょう。
私が最後に伝えたいのは、、、
無理に頑張らなくていい!!