母と娘と、3世代の女子旅で尾道へ。
途中、新幹線の改札で
パスモをタッチすると出てくる乗車票を
娘が、「『みょん』て出てたね」なんていうから、表現が斬新で笑ってしまった。
すごいなぁ。
娘よりだいぶ長く生きてきた私は、
もうどこかで聞いたことがあるような形でしか
表現できなくなっている。
娘よりたくさんのことを知っているけれど、
知識の檻の中にいるとも言えるんだな、と思った。
旅に出ると、
いつもは流してしまうようなことに
気が付きやすくなる気がする。
旅行が好きなのは、それも理由の一つ。
秋晴れの爽やかな日、
10年ぶりくらいで降りた尾道駅は、
こんな近代的な駅だったかな、と思ったら
2019年に改修されたそうで、
どうりで記憶と違うわけでした。
ロープウェイにも
乗ったかなぁと思ったけれど、
千光寺に来てみたら、ここは確かに来た記憶が。
前回は頑張って自分の足で登ったのかも。
変わるものと変わらないもの。
どちらもある。
ふいにそう思った。
私自身もそう。
母になった私はあの時と違う私。
母の娘である私は、あの時と同じ私。
猫の細道に行きたがっていた娘は
反対方向に来てしまったことを残念がっていて。
でも通りがかりに見つけた猫を追いかけて、
「ここも猫の道だね」って。
そうね。
誰かが名付けた猫の道じゃなくても、
猫は通るし、こんなにも美しい。
