由依side
私の名前は小林由依
何も無く平凡な学校生活を送っている
でも、この学校には普通の学校とは違う所がある
保乃「あの人達来たみたいだよ」
由依「騒がしくなるから好きじゃないんだよね」
天「女子も朝からこんな声出せるのにびっくりだよね」
由依「うん、朝から声なんて出ないよ」
そんな話していると廊下が騒がしくなった
「きゃーーーー、サクラナイトの皆さんだ!!」
「かっこよくすぎてやばい〜」
「こっちに笑いかけてくれないかな〜」
??「皆おはよう、ちょっと迷惑になるから声抑えようね」
??「朝から元気なのは凄く良い事だから」
??「皆朝から私達のために集まってくれたんだもんね」
「はーい」
「サクラナイトの皆さんに会えるなら風邪の日でも行きますよ」
「朝から眼福眼福」
由依「あんな呼び掛けで静かになるんだね」
保乃「凄いよね」
天「あ、授業始まるみたいだから座るわ
2人は席に着いてしまい暇になったので廊下を見るとサクラナイトやらの1人の人と目が合いニコッとされた
由依「ん?」
私は何故自分に笑いかけられたのか謎で仕方なかった








あれから1日の授業が終わり、帰る準備をしていると保乃に声をかけられた
由依「帰る準備完了」
保乃「あれ?由依これから図書委員でしょ?」
由依「あ、忘れてた」
天「早く行かないと3年生とやるんだから怒られちゃうよ〜」
由依「怒られてくない、じゃあまたあしたね」
私は急いで図書室に向かった
ガラガラ
由依「遅れてすみませんって誰もいない」
??「いるよ、図書委員の人?」
由依「あ、そうです」
??「3年生なら今日休みだからいないよ」
由依「そうなんですね」
??「君は2年生だよね朝目合ったから覚えてる」
由依「2年の小林由依です」
??「由依ちゃんね、覚えとく」
由依「何してたんですか?」
??「本読んでた」
由依「じゃあ私仕事するので失礼します」
??「うん」
私はカウンターに行き、委員会の仕事をやり始めた






??「由依ちゃん、もう最終下校だよ」
由依「え、うそ私寝てたんですけど」
??「ぐっすり寝てたね」
由依「ずっと待ってたんですか?」
??「うん、君の事気になってたから」
由依「え?」
??「噂になってるの知らないの?」
由依「知らないです、私あんまり周りの情報とか聞かないので」
??「由依ちゃんと保乃ちゃんと天ちゃんは2年の中で人気があるって聞いたけど?」
由依「私は違うと思いますけど保乃と天は人気ありますよ」
??「まぁ、由依ちゃんが人気無いのは凄く助かる」
由依「ん?」
??「そうだ、私だけ名前言ってなかったね
私は3年の渡邉理佐
サクラナイトの1人です」
由依「知ってます」
理佐「これから仲良くしようね」
由依「私で良ければ」
理佐「うん、じゃあ帰ろっか」 
私はここからいつもとは違う生活を送るとは思っていなかった