年末の最終回では、モヤモヤが晴れなかったのだけれども、
今日は正月早々パーフェクトにスッキリ!させて頂きました!
「正義は我にありだ!」とは言ったものの、なかなか現実は伝わり難くもどかしい思いが続いていましたが、まずは技術力で打ち勝ち、そして最後は敵を凌駕する圧倒的な信頼・協力関係と意識の高さ。あー、すっきりした(笑)
帝国重工では的場が失脚して、藤間社長率いる財前・水原体制にて、下請けいじめから本来の協業体制に回帰し、再び「王道」を歩み始める。
描かれる人物像としての佃社長や財前部長を見ていて強く思うのは、やはり崇高な意識の高さや、他人を想う人一倍の心の豊かさだ。
同じ勝つにしても、手段は選ばなければならない。
今の世の中の良識を度外視するような世相の悪さや、これでもかと国民の意識を逆なでするような悪政に反旗を翻すかのようだ。
「こうあるべき」といった理想の姿や、常識的な姿勢というものは、常に各自が胸の中で自問自答しなければいけないものであるし、
その「良心」を信じ、世の中というものは信頼関係で構築されているものだがら、そういう意味でも最後には「正義」は勝たなければいけないのだと思います。
時代劇は勧善懲悪で、昔は毎週そういったものを見て、最後に正義は勝つ、そして悪は滅びると自然に教育されてきたけれども、今ではルールを厳守し、手段を選び純粋な精神で競い合い、終わればお互いを尊重するという、社会規範の原理原則を学べるのは、スポーツを通じての「スポーツマンシップ」位のように思います。
世の中の繁栄も、一部の人だけの繁栄を目指すものではなく、やはり本来は「弱者救済」の福祉国家に向かうべきが、人としてのあるべき姿と思うので、いついかなる場所でどのような社会活動をしていても、最終的な目的が多くの人の幸せだったり繁栄であったりするそうした心持が、日々の社会貢献に繋がっていくのだろうと思いますね。
ああ、また続編やらないかなあ。