将棋の藤井七段「一つの区切り、感慨深い」=公式戦通算100勝達成
 公式戦通算100勝を達成した藤井聡太七段(16)は12日、東京都渋谷区の将棋会館で記者会見し、「..........≪続きを読む≫

 

大偉業達成!!16歳4ヶ月23日での達成は、羽生善治竜王の17歳6ヶ月20日を抜いて史上最年少、四段昇段から2年2ヶ月11日での達成は、同じく羽生竜王の2年3ヶ月29日を抜いて史上最速、そして100勝達成時の勝率8割4分7厘は、中原誠十六世名人の勝率8割2分6厘を抜いて史上最高勝率での100勝到達となった。

 

ここで驚いたことは、羽生善治竜王が100勝を達成したのが1988年で、実に30年ぶりの記録更新となったことがまずひとつ目。

 

そして、「若き太陽」と呼ばれた中原誠永世十段が、100勝を達成したのが1968年のことだから、何と50年ぶりの記録更新となったことが、ふたつ目の驚くべきこと。

 

このことからも、藤井七段が「30年、もしくは50年にひとりの逸材」ということが、よくわかるのではと思います。

 

思えば、これからは「谷川の時代到来か」と言われた10年にひとりの天才「光速の寄せ」と呼ばれた谷川浩司を瞬く間に凌駕して、

羽生時代が到来してから早や30年が経過して、その間さすがに「天才」羽生善治を凌駕したと言わしめる棋士の登場はなかったのだが、さすがの羽生も48才。凌駕したとは言えないものの、「次代を担う逸材」の登場に、誰も異論を唱える者はいないだろう。

 

感想を求められた藤井七段の謙虚なコメントがまたいいよね。

遥か遠い先を見据えた最初の到達点。これからの更なる活躍が楽しみです。