嫉妬にさいなまれた夜から一夜明けて、朝の7時にLちゃんを迎えに行きました。
行き先はもちろん🏩  
「可愛い浴衣が着てみたい!」とのリクエストに応えたかったのでコスプレ豊富なところにしてみました。
浴衣姿のLちゃん、くっそ可愛い😍
無邪気に喜んでいます。一緒に写真撮りまくりです。
「ホントニ、マコトニ、アリガトウございます😊」
「ぷっww なにそれ? 誠にって普通つかわないよw」
「いいのー、面白いからいいの😊」
Lちゃんはいきなりオモロイフレーズを繰り出してくるので油断なりません。
この間も頭痛が治まらないとのことで、心配して自宅近くまで薬を届けてあげたら
「ありがとう!あなたが来てくれたからもう心配ナイ、問題ナイ、おっぱいナイ😊」
「なんやそれww  まぁ確かに無いよな、うん。」
「なにそれ!!あなた、おっぱい大きい子が好きなんだ!アコ無いから、アコのこと嫌いだな😤」
「いやいやいや、自分で言ったんじゃんw  Lちゃんの全部が大好きだよ。」
「ホントに⁉️じゃあチューして😘」

こんな調子なのでほんと飽きません。

🏩からの帰りの車中ではタガログ講座が始まりました。
「あなた、私のことを好きって言うけれどそれダメだよ」
「え、なんでさ?」
「あなたトンカツのことも好きっていうでしょう?あたしはトンカツじゃないの。」
「えぇー、じゃあなんて言えばいいのさ。」
「mahal kitaね、mahal kita mula sa puso。はい言ってみて、practiceよ」
「マハルキタほにゃららソ」
「あははは〜可愛い😊 これ冗談でも他の女に言ったらクルすからね🙁」
「は、はい。じぇったい言わないです‼️」

そんなこんなで限りある時間を2人楽しく過ごしていました。

ある世界的な記念イベントの日、いつもは会うことができない日曜日でしたがLちゃんにプレゼントを届けにはるばる日帰り遠征しました。
いつもの駐車場に着いたところでLちゃんからmailが来ました。
「ねえ、ほんとゴメンなさい。お姉さんの付き添いで今からセレモニーホールまで行かなきゃならないの。」
厳しいお姉さんのことはLちゃんから良く聞かされていたので、これはしょうがないと思いました。
「オーケー、じゃあ用事が終わるまで待っているよ。何時くらいに終わるの?」
「それが分からないの。いつも待たせてばかりでゴメンね。」
昼間や夕方に車の中で密会する時も、Lちゃんが家を出れるタイミングまで1時間とか待つことはザラだったので慣れっこです。
「大丈夫だよ。適当に時間潰すから👍」

小腹も空いていたので、僕は近所のコンビニまで車を走らせました。
コンビニに車を停めてからLちゃんとmailしていました。
「ねえ、この服とこの服、どちらが似合うかな?」
「今からお化粧して変身するよー」
「これから家出るね」
「あー、行きたくないよぉ」

Lちゃんとのmailに夢中になっている時に、隣の隣に一台のワンボックスが停まりました。
凄い美人の運転手で、よく見るとフィリピーナです。しかもLちゃんに似ている❗️助手席には小さな男の子がいます。後部座席はスモークで見えません。
「Lちゃん、隣に停まった車の運転手がLちゃんにめっちゃ似ているw」
「え、ほんと。いまコンビニに寄るところよ。」
「え?マジか。ちなみにお姉さんの車ってワンボックス?」
「そうよ、あれ!もしかして今となりにいる?」
「あーwww」

なんと隣の車はLちゃんの乗った車でした。
Lちゃんのお姉さん、想像していたより若いしスゲー美人でびっくりした。
顔を見られないようにすぐに車を移動させました。

「Lちゃん、俺びっくりしたよ〜」
「わたしも!こんな偶然あるんだねー。」
「お姉さんに顔見られてなきゃいいけど」
「どっちでもいいよ。大丈夫よ」

まさかのニアミスでドキドキしましたが、なんかLちゃん的にはあまり問題じゃないみたいな感じが気になりました。見つかったらヤバイんちゃうんかーい。

結局この日は4時間くらい待つことになって、無事にプレゼントを渡すことができました。
Lちゃんからもプレゼントを貰ってウッキウキな気分で家路につくことができました。

しかし幸せの裏には不幸せが存在します。
この時はあまり意識していませんでしたが、Lちゃんの帰国の日が刻々と近づいていたのでした。


※ここからはstoryとは関係ありません。
Lちゃんから「お店に来て」とか「タマゴだから助けて」と言われた記憶がほとんどありません。
欲しいものを聞いても決まって「あなたの愛だけ欲しい、あとオプションで焼肉も😄」という返事だけでした。
こんなことも言っていました。
「お店でお金たくさん使うのはもったいないよ。愛があるなら、お金よりも私のために時間を使って欲しいと思うものよ。」

彼女と付き合っていて、フィリピーナだからという違和感はありませんでした。(感情表現やジェラシーは日本人とは違いましたが。)
仕事がpp嬢ってことを除けば普通の女の子です。自由に会える時間的な制約はありましたが感覚的には日本人の女の子とのお付き合いとさほど違いはありません。
この感覚は今でも僕のスタンダードになっていて、たとえ結ばれたとしても、違和感を感じるフィリピーナとは距離を置くようにしています。
蛇足でしたね、すいません…
storyは次回に続きます。


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