材木屋っていう仕事はもちろん材木を販売して生きているわけですが

近頃「木の家」を建てたいと云う相談を受けます


もちろん私共にとって大歓迎なのですが・・・・・曖昧このうえなしなんです

私は極端に2つの木造の住宅の説明をします


・木は呼吸をして柱1本でコップ1杯位の水分を吸ったり出したりします

 見える木にウレタンとかの塗料を塗るとこの特徴はなくなります

 今の木造住宅は柱を石膏ボードで被せ その上にビニールクロス等を貼ります

 

・機密性を保ち床暖房等の為に壁の中にギッシリと断熱材を詰めます

 私は「魔法瓶の中に生活する住宅」と説明し・・・これでいいのですか・・・?

 ほとんどの方が首を横に振ります


 国土交通省は住宅の機密性のあまりにも進み方を危惧し

 今の法律は 各部屋ごとに常時動く換気扇を義務付けました

 こんなバカな法律はないんです。 北海道の厳寒地ならまだしも

 南の沖縄の作りは風を家の前から後ろにどうやって流すか・・・が基本


・木造住宅「木の家」を作るとなると呼吸する家が基となります

 でも、国土交通省の役人さんたちは住宅の勉強に行くところは

 スエーデン、カナダ等の厳寒地!インド、グァム等の熱帯地には行っていません


・柱が見えなくてもいいです。代りに杉板とかの壁材を使用して

 自然塗料とかの木が呼吸できるような家を作ればよいと思います


・石油から出来るビニールクロス、石油からの接着剤の合板

 石油から出来る塗料、すべてアトピーの原因になっている悪者です

 このような住宅で「木の家」なんて私から云うと迷惑至極です


・機密性の良い住宅は反面、魔法瓶の中で生活する家となります・・・よ

 いいのかな・・・・・?